【WJ】少年ジャンプ 2023年 28号 感想

来週からONE PIECEが4週休みになるの、マジ!?耐えられるかな!?と思いながら読んだ今週号ですが、最近ウィッチウォッチの1巻2巻を読んでマンガの内容を把握したことと、逃げ上手の若君を最新刊まで購入して本誌に追いついたことで読むものめっちゃあるし大丈夫かも……と感じました。

週間少年ジャンプ、めちゃくちゃおもしろいですね(今さら!?)。

スポンサーリンク

ONE PIECE

第1086話 "五老星"

  • 扉絵リクエストの麦わらの一味がかわいくて癒やされる~。
  • ラフのときはいたっぽいゾロとジンベエどこ行った!?っていうのも含めておもしろくてよかった。
  • 本編に出ていない分をカラーで補給できてうれしい。
  • ONE PIECEってずっと「主役は麦わらの一味」って言うのを貫いているので、一味好きだとより楽しく読めてよかったな~と思います。

聖地マリージョア

  • コブラ・ワポルは行方不明のまま「世界会議」は終了。
  • っていうか、ここでナレーションで「コブラ王殺害の事実は隠されたまま」ってはっきり書いてあるし……、コブラの生存は絶望的なのかな……って悲しくなってしまった。
  • コブラとビビを探してるアラバスタの従者たち気が気じゃないだろうなと思うと本当にかわいそう。 - ここでなにげに仕事をしてるスパンダムに気付いて笑っちゃった。元気そうでよかったです。

各国の船

  • 密航者がいるという話を持ってきているのは意味があるかも。
密航者

・ エイギス王国行き:ワポル、ビビ→モルガンズの"本社"へ
・ タジン王国行き(船倉):ボニー→エッグヘッドへ
・ ルルシア王国行き(船底):サボ→ルルシアを経由してカマバッカ王国へ

聖地マリージョア(パンゲア城内「花の部屋」)

  • 五老星「サボという男もまた(中略)あれ程"D"に囲まれた人生を送る者もいまい
  • 読者目線だと"D"自体結構多くない!?って思ってたけど五老星視点で見るとサボがそうなんだ……って感じ……。
    • エース、ルフィ、ガープ、ドラゴン、今回の件でコブラ?
    • もしかしたら読者視点で知らない"D"がいるのかも。
    • ここで明確にサボは"D"ではないことが確定。

マザーフレイム

  • イム「『マザーフレイム』を使いたい……!!
    • 実験を「ルルシア王国」で、と言っているのとこの後のカマバッカのシーンから、この「マザーフレイム」が「ルルシア消失事件」にの「アレ」というのはわかる。
    • また、ルルシアを選ぶ前に「実験は海よりも森などがある方が……」、選んだ際に「ずいぶん人がいます」と申告しているので、五老星的には人のいるところで実験するつもりはなかったっぽい。
    • ただ、イムは「近い」という理由でルルシア王国での実験を決行。
    • 五老星にも人の心がなく、ノリノリでルルシアを消失させてるならともかく、ある程度人の心と常識がありそうなのにイムに従っているのは何らかの理由があるんだろうな~という感じ。
    • 実際、「近い」だけじゃなくて何らかの理由あったのかも?と思うけどそこは思いつかない……。
  • イム「ビビが欲しい……
    • 真実を知った(かもしれない)コブラは殺害したのに、娘のビビは欲しいという感情、何!?

五老星

五老星

・ 〈科学防衛武神〉 ジェイガルシア・サターン聖
・ 〈環境武神〉 マーカス・マーズ聖
・ 〈法務武神〉 トップマン・ウォーキュリー聖
・ 〈財務武神〉 イーザンバロン・V・ナス寿郎聖
・ 〈農務武神〉 シェパード・十・ピーター聖

  • ここで五老星の二つ名と本名(?)が一気に公開されるの、アツい。
  • 二つ名的にめっちゃ仕事してそう。
  • 想像通り太陽系惑星の名前だったけど、後ろ2人は変則的すぎて予想できなかった……。
    • 「金」星モチーフの人が「財務」、「木」星モチーフの人が「農務」なのはイメージで割り振った感じで、ちょっとかわいい。
    • 他の天竜人の○○聖も星モチーフだったりするのかな?ってちょっと考えたけどあんまりよくわからなかった……。
  • 古代兵器が(かつての)太陽系の外側3つ「天王星」「海王星」「冥王星」を指す単語として出てきてるので、関係ないことはなさそう
  • セーラームーンだと火星のマーズが衛星である「フォボス」「ダイモス」をモチーフにした使い魔を使役してたりしたので、そういうの、ないのかな!?ってちょっと楽しみ(なさそう)。
  • ONE PIECEにおいて「神」って言葉は結構慎重に使われているイメージなので、ここで二つ名に「神」がついているのは絶対なにかあるでしょ!!!と思う。

海軍の動き

  • 王下七武海の撤廃。
    • これは以前にも語られていたけど、この際に「セラフィムを全員」出していたことも発覚。
    • 今まで出てきていなかったドフラミンゴ・モリア・クロコダイルのセラフィムも登場。
    • ここでの言い方的にと、ちょうど初期の七武海が揃ってキリもいいため、セラフィムは今のところ7体(初期の七武海)なのかな~と予想。
  • タジン王国、エイギス王国の反乱。
    • ワポルたち、ボニーが密航に利用した船が反乱を起こしているのは偶然かもしれないけど、反乱が起こるくらいだし警備が甘かったとかなのかって気もする。
  • 何も言ってないけどサカズキ本当に大変そうだな……って気持ちになってしまった。

カマバッカ会議(サボ、ドラゴン、イワンコフ)

  • サボがカマバッカに戻ってくるまでの経緯、詳しく語ってくれて良かった。
    • たまたま革命軍に入隊を希望して国を出た人たちだけ助かってしまったっていうのも本当にキツい話だな……。
    • サボ「彼らは目の前で吹き飛ぶ故郷を見たんだ……
    • エグすぎる。
  • ルルシアを吹き飛ばした上空を覆い尽くす大きな影
    • サボ「生物や自然の何かじゃ説明がつかない」「真っ黒い何かが雲の上を飛んでた!!!
  • イム聖という王
    • イワンコフ曰く「800年前にこの世界を創造した"最初の20人"に『ネロナ家』の『イム聖』という王がいた」とのこと
    • ここでイワンコフがサボに見せてる本に20人の名前全部載ってるのかな。見たい。
  • "不老"になる能力
    • どう考えてもオペオペの実のことだけど、イワンコフが知らなそうなところを見るとオペオペの実のことはかなり隠されているのかも?
    • その話がある=「誰かが証明したって事よね!?」からの「世界のどこかに死なずに生きてる奴がいるって事!!」って言うのは単純だけど論理的でいい推理で好き。
    • それが「イム」じゃないかってところにすぐたどり着いてるところを見ると、イムの存在自体が極秘な理由は納得。
    • そこから古代兵器に話を持って行くのは読者視点だと「いいぞ!」って感じだけど作中の視点でたどり着くのはだいぶ難しいと思う。
    • イワンコフの視野の広さが垣間見えるいいシーンだなと思った。
  • 「古代兵器」
    • ルルシア王国を滅ぼす兵器はベガパンクくらいにしか作れないと主張するイワンコフ。
    • ドラゴン「ベガパンクはそんなあからさまな人殺しの道具は作らない!!
    • イワンコフ「でしょ!?
    • ここのイワンコフの相手に一度否定させてから本題を切り出すやり方すごいなと思った。すごいと思うけど現実で下手にやると普通に嫌われそう。
    • イワンコフの本題は「古代兵器」。
    • 不老の人間であれば「古代兵器」を使えるのではないかというイワンコフの論にロビンが「古代兵器は確かに存在する」と言っていたことを肯定するドラゴン。
    • 個人的にはドラゴンたちの言うとおり、あのベガパンクが殺傷兵器を作るとは思えないため「マザーフレイム」は「古代兵器」の燃料かな~と思う。
    • また、この技術のタレコミの功績によってヨークが天竜人になろうとしているとか……ありじゃない!?どうだろ!?

聖地マリージョア

  • 「現在」ってナレーションが入っているのを見ると、ルフィ達がエッグヘッドにいる「エッグヘッド事件」の前日あたりだって認識していいのかな?
    • ちなみに「エッグヘッド事件」の前日って言葉が出てきたのは「少年ジャンプ2023年16号」の「第1078話 "脱出リミット"」なので10話近く前!!!
    • 話の進み方がエグい!!!
  • "天竜人"の処刑
    • これが世界に報じられることはない。
    • おそらくドフラミンゴの家族が下に降りたのも報じられてはいなそうなので、天竜人関連の情報は基本的に全て隠蔽されるんだと思う……
    • あんまり「人間」っぽいところを見せるわけにはいかないと思うし……。
  • フィガーランド・ガーリング聖
    • 裁いた本人であり、「かつてゴッド・バレーで活躍した"王者"」で、「"神の騎士団"の最高司令官」とのことで設定が盛りに盛られている。
    • フィガーランドの名前はFILM REDで先出しされていた情報で、FILM REDの感じだとシャンクスの苗字(?)っぽかったけど……どうなんだろう!
  • 処刑されたのはドンキホーテ・ミョスガルド聖
    • 悲しい!!!
    • しかもここ、「海賊と関わったから」というよりも「魚人族をかばった」って理由っぽいのがキツい……。
    • しかしここまで魚人族が迫害される理由、もしかして「ある」のかな?って気がしてきた……。
    • ルナーリア族もそうだったことを考えると、かつて「人間」とその他の人種(?)は敵対していたとかそういう話とか出てくるんじゃないか?って気がしてきた。

来週から4週間休載

  • 尾田先生の体調が一番って事はわかってるけど!!!ONE PIECEを読めないのはつらい!!!
  • しかも……ここで!?!?!?
  • 続き、楽しみにしてます!!!!!

キルアオ

page 8 ノレンはやれん

なんか急にサブタイトルで韻を踏んできた……。

センターカラーのポップなデザインが印象的な回でした。もうセンターカラーってことは滑り出しが順調ってことなんでしょうか。個人的に安定して読めて好きなマンガなので人気があるならうれしいです。

今回「今付き合っている人に渡す万年筆」というアイテムが出てきたので、ノレン父のなんらかの思惑がここにも込められていると思うんですが、今はまだ謎のまま。

前回の引きから予想された通り、B・F・B(ベビー・フェイス・ベビー)という刺客が転校生としてやってくる……というベタと言えばベタな展開。ただ、この刺客がおしゃぶりを咥えていないとアガり症すぎてまともに話せないというキャラの濃さ。おしゃぶりを咥えているイケメンなんて幽☆遊☆白書のコエンマ以来です。しかもあっちは子どもの姿があったけど、こいつは最初からおしゃぶりを咥えているフルスロットルぶりでした。

ここから大狼とバトルに……という流れも鉄板です。

序盤の刺客の上に「最初はノレンを仕事で落とそうとしてたけど、会って話したら本当に好きになってきちゃった」キャラなので後に味方になるんじゃないかな~とぼんやり思っているんですが、どうなるんだろう……。味方におしゃぶりはないかな……。

あと、ノレンがたくさん告白をされるのはしんどいけど、ちゃんと気持ちを伝えてくれたらちゃんと断ることにしてるという誠実さを見せてくれたのがよかったです。大狼が中学生と恋愛なんてあり得ないというスタンスを貫いてるのもそうですが、作品的にその辺りの倫理観は強めなのかな~というのが好印象でした。

SAKAMOTO DAYS

DAYS 123 胸騒ぎ

なんか不穏なサブタイトルだ……と思ってドキドキしながら読んだら胸騒ぎしてたのは鹿島だったってオチでした。とはいえ、鹿島(こいつも結構ヤバい)が胸騒ぎしている時点でハルマと熊埜御、大丈夫なのか?という不安はあります。というかそもそも鹿島の胸騒ぎの原因がどこにあるのかわからないので(ハルマたち個人に対してなのか、このタイミングで合流したことに対してなのか、他のメンバーとの関係に対してなのかあたり?)全体的に漠然とした不安が残ります。

これで孤児院組の残りは牛頭と天弓とのこと。冷静に考えると殺連が経営していた孤児院とはいえ全員が殺し屋になるわけではないようなので、そのメンバーがみんなスラーの元に集まってくるのは不自然な気がします。鹿島の胸騒ぎはもしかしたらこれに関してかもしれません。なんか多分……、スラー(有月)の目的っておそらく鹿島が思っている「世界を善くする」ではなく「現殺連会長(多分兄)への復讐」だと思うし……。

そう思うとスラー陣営も最終的に孤児院組とそうでない組に分裂するのかもしれません。鹿島がかわいそうだろ!!!ってならないといいんですが……(ならないと思う)。

スラー組がタイ(バンコク)でそうこうしている内に坂本組はタイへ。ちなみに店組(葵、花、ルー)は静岡へ。静岡のどこら辺を想定してるのかちょっと気になる。

タイに行くに当たって飛行機に危険物を持ち込むことができるのかという問題は(作中でも突っ込まれていたのが逆にびっくりだった)海外出張用の殺し屋専用ゲートというとんでもないものを利用してクリア。この世界現代日本ベースなのにところどころで治安が最悪すぎて面白い(しかも殺し屋が武器もって海外に出張したら国際問題では?)。タイのどこ?という情報はウータンからってところも過去の設定を生かしていてよかったです。

今回の旅の目的

1. スラーのアジトを見つけ出して有月の身柄を拘束すること
2. 晶と有月の接触を阻止すること

目的が感傷的ではなく、「目的」に徹してるところが好きです。

タイ到着後、荷物をなくした平助と豹が(なぜか)合流。正直なんでバラバラ行動する!?って思いましたが、いや、ほんとになんで?危ないんじゃない!?

それはともかく、ここでこの2人の合流があったのは意外でした。

ここで坂本、シンがいると豹と面識があるし……、と言うかORDER陣営はスラー陣営がタイにいるという情報を手に入れている描写がなかったと思うんですが、この辺は独自の情報網でたどり着いたんでしょうか。ORDERから外れる前に京から情報が行ってた可能性もあるかも。豹が1時間ほど遅れることを電話連絡してるのでORDER陣営も現地入りしている様子。タイ編(?)は坂本陣営+ORDER陣営の組み合わせで動く感じになったらおもしろいな~と思いました。周は南雲と面識なさそうだし……。

また、虎丸とマフユがちゃんとスラー陣営として働くのか?というところも謎。今のテンションだと絶対やらない気がするんですが、坂本陣営として夏生が来てないのが不穏と言えば不穏かも。あとから来るとかじゃないと収拾つかない気がするし、もしかしたらこのスラーとの戦いってタイで決着つかないんじゃない!?って気もしてきました。

次回も楽しみです。

鵺の陰陽師

第5話 北高三天女

今回は割と日常回。強いて言えばちょっとラブコメ色が強めでした。

ストーリー的な意味でも恋愛的な意味でも(?)鵺さんと周防先輩の関係が今後どうなっていくのか気になります。しばらくは学郎が周防先輩と見回りして実力をつけつつそれに鵺さんが協力するような形で進んでいくのかな……。

これ系のマンガでは良くあることなのでしつこく突っ込むつもりはないんですが、「存在しない生徒として振る舞う」やつって、名簿とか見たら一発じゃない!?って辺り、どうしてるんだろう……。鵺の陰陽師で言えばまあ、鵺さんの能力でなんとかしている感はあります。

このマンガ、ギャグのテンションは独特だと思うんですが、主人公の性根が真面目でシリアスへの切り替えがしっかりしているのですごく読みやすい。今回の「はい……!今、助けます!」とか、すごくシンプルなセリフなのに印象に残るいいシーンだったと思います。

ドリトライ

第6話 右手の理由

対戦相手の過去が語られるのはスポーツマンガあるあるですが、時代設定のこともあってだいぶ重い過去が出てきました。このときちゃんと妹を気遣っていて、今の状態になるまでには「何か」あったんだな~とストーリーを感じさせるところがよかったです。

また、過去のエピソードがそのまま今の戦闘スタイルに繋がっているのも、分かりやすくていいな~と感じました。

個人的にはラウンド制などのボクシングのルールをあまりよく知らないんですが、このマンガは試合の描き方にスピード感があるのと、ルールからではなくキャラクターの表情などから現在の状況を読み取れるので、面白く読めています

今回の見開きのコマも迫力があって、こういうのはスポーツとしての戦いだから見られる雰囲気でかっこよかった!先週の感じだと初戦だし、結構簡単に勝ってしまうのかなと思ったんですが、ここからまだ熱い闘いがありそうで楽しみです。

ただこのマンガ、主人公が戦う理由として「妹の治療費を稼ぐために」というのがあるので、基本的に負けられない闘いになると予想できるので、読者の「絶対に勝つんだろうな」という感情をどうしていくのかが気になります。ある程度勝ったら買っていったらお金の方に余裕が出て、そのあたりで負け試合もあったりするのかな……。

一ノ瀬家の大罪

第28話 翼の混乱

先週からぐっとサスペンス色が強くなってきた一ノ瀬家!!!とはいえこの感じだと今出ている情報から何かを推理できるものじゃないのかな……と思い始めたので、最近はあまり先を考えずに読むようにしています。

やっぱり現実側で触れられていない颯太が不穏というか、キーになってくるんだろうなというのはなんとなく匂わせていると思うんですが、そこがどうなっていくのか……全然、想像がつかないですね……。難しい。

夢の真実はわからないものの、翼の「必ず眠ってしまう」件は母が食事に入れていた睡眠薬っぽいことが発覚。ただ、これに関しては母親がそうしていたこともですが、事故のときにも使っていたっぽい方も重要そう。そもそも事故の理由に誰も触れてないの、かなりまずいでしょ!?と思うので、この辺りから突き崩して行く感じになるのか……どうなんだろう……。やっぱり引きが強いマンガです。

逃げ上手の若君

第113話 インターミッション1336③

今週から本誌に追いついたので読んでいるんですが、元々歴史ものというのもあって感想を書くのが難しい感じがします。あと今ちょうど章と章の間だし……(そもそもインターミッションって中断、途中休憩の意味なんですね)。

ちょっと驚いたのは南北朝時代が始まった理由の1つが足利尊氏の朝敵になりたくない気持ちというもの。昔習ったときにも「それぞれが別の筋の天皇を立てた」というのは教えてもらった気がするんですが、その経緯を知ることができてよかったです。

また、以前優しい人みたいな感じで出てきた楠木正成の戦いっぷり、すごくインパクトがあって良かったです。こういう戦い方も好きだな……と個人的に惚れ惚れしました。このインパクトがあるからこそ足利尊氏の異質さが際立っていく、というのは言わずもがな先生の十八番だな~という感じ。このマンガ、本当に底知れないと思いました。

解説のページも単行本だとまとめて読むのが結構大変で、未だに全部読めていないんですが……、週に1回読む感じだと量がちょうど良くてよかったです。マンガ単体でもおもしろいんですが、企画としてのうまさもいいな、と思いました。

暗号学園のいろは

第二十七号 「生兵法は暗号の元」

今回の東洲斎と夕方の「そこまでやれとは言ってない、ですよね」「いえ、よくやったわ。」「……っす」のやり取りみたいな、自己オマージュというか天丼というか……こういうの本当に好きなのでめちゃくちゃ興奮しました。

2回戦は「抱き合わせ答え合わせ」。暗号バトルと言うよりもちょっとしたパーティーゲームみたいなやつで……、というか、それこそオモコロチャンネルでこういうのやってたような……って思いました。

このゲームへの勝ち方は「あ~~~!(納得)」って感じだったので気持ちいい勝利でした。というか、ゲーム中にわかった「沼田場愁嘆が東洲斎享楽の妹」って情報がインパクトあって、勝ち負けどうでもよくなっちゃわない!?って心配だったんですが、そこは決着にもちゃんといい感じのオチをつけてくれてよかったです。

愁嘆と享楽については義妹とのことなので実際の血縁関係はわかりませんが、同じクラスに姉妹がいるっていうのはなかなか想像できないのでその辺の死角を狙われたんだなあ……って感嘆してしまいました。記憶喪失のあたりもキャラ付けなのかな?この辺は読み返してみないとはっきりしないかも。

そして、次の勝負はタックマッチとのこと。結構気になるのはこれが「勝った方に2点入る」だとA組としてはこれを受けるのは不利というか、あんまり益がないと思うんだけどどうだろう?ってところ。ただ、この感じだと過去の因縁も匂わせされているので受けちゃいそうですね。ここで綿菓子の過去も語られそうなのでそのあたりの掘り下げも楽しみです。

めちゃくちゃ今さらですが、このマンガ先に名簿を作っておかないと全然名前を変換できなくてすっごくめんどくさいですね……。

テンマクキネマ

09 俳優・倉紅井姫希

今回は映画を撮るに当たり、プロの現場を見たいという主人公の希望で(と言ってもヒロインに引っ張られた感が強かったですが)ヒロインの職場にお邪魔するみたいな回。社会科見学みたいで結構わくわくします。

この回、映画を撮り始める前にやった方がよかったのでは?という気持ちもあるんですが、本気じゃない相手を自分の職場に連れて行くっていうのもなんだかな……とも思うので、仕方がなかったのかなという気もして……、この辺りは「仕事」に対する読み手の価値観にも依存するところなので難しいですね。

今回は特に、芸能物の側面があって個人的には好きです。

人造人間100

第25話 謀反

やっぱりこのマンガの絵、好きだなあと思いました。

ミスした人間を慰めるために人員を割いたらそれこそ人殺し(ミス)だからね

はい。なんか私は読者なのにちょっと落ち込んでしまった……。人造人間100、こういうまっすぐで残酷な「正論」の描き方すげ~なと思います。読者としては好きですが、このボスが上司だったら泣いちゃうと思う。

また、No.100の能力の使用のために「腕の提供」という取引も。この辺り、「生きた人間からでなければならない」という話にならずに済んだのはジャンプだな~という感じ。掲載誌によっては絶対「生きた腕でなければならない」とかあったと思う。とはいえ、炎で使い捨てにする腕なのでNo.100にあんまりこだわりがないのかも

「任務を1つ終えるごとに1つ情報を与える」って言うのはマンガでは良くある設定だと思いますが、実際仕事でこれやられたらどうなっちゃうんだろうみたいな気はします。全部教えた方が効率良くない?という気はするんですが、No.100に関しては社員じゃなくて協力体制にある敵みたいなもんだし仕方がないのかもしれません。

ここから「内通者」の話、その「兄」が連続で出てくる感じは……、結構巻いていくのかなって気はしますが……、話自体は動きそうなので次回が楽しみです。

***

来週からONE PIECEが4週休みなの、本当に耐えられるんだろうか……。

また、ウィッチウォッチはこのまま告白するとなるとある意味一区切りになりそうなので、今後の動向が気になります。 まだ 本編に追いつくところまで 単行本を読めていないのでここに簡単な感想を書いてしまった。