7月のよかったものまとめ

7月に見たり読んだりしておもしろかったもののまとめ。

大きなネタバレはしていませんが、現在発行・配信されている部分に関わる軽い感想は書いてあるため、閲覧の際は注意してください。

小説

絶深海のソラリス

著:宮内悠介

奇書が読みたいアライさんが勧めているのを見て積み本から引っ張り出してきた本。

どう感想を言ってもネタバレになってしまうためここで細かい感想は書きませんが、「奇書が読みたいアライさんが紹介していた」時点で一筋縄ではいかないことは伝わってしまう。少なくとも好みが分かれるのは間違いない1冊でした。

ちなみに続編の2で完結っぽいので2も購入済み。そのうち読んでみる予定です。

マンガ(単行本)

アオのハコ 1~2巻

本誌に追いつきたくて読みました!!! 恋愛とスポーツを両方真面目に進めるのはなかなか難しいと思うんですが、その辺りのバランスが上手くて「オオッ!」っとなることが多い。

遠くの目標を持つことを怖がらないで欲しい

定番かもしれませんが、こういう「頑張ることを否定しない」言葉がまっすぐ刺さって良い感じ。

銀魂 1~5巻

死ぬまでに全巻読んでおきたいけど、どこまで読んだのか忘れちゃったな……と思って1巻から読んでみたら何もかも忘れていて、1話すら初めて読んだ気がしたため、1巻から全部読み直すしかないと決意しました。2024年の目標に「BLEACH読破」と「銀魂読破」を掲げようと思います。

ワンパンマン 1巻

読んでみたいな~とずっと思っていたので1巻だけ読んでみました。おもしろかったのでまとめて読めるときにまとめて読みたい。

僕の心のヤバイやつ 8巻

あらすじをよく読んだら高校生じゃなくて中学生だったのでびっくりした(8巻も読んでいて今さら気付くなという話ではある)。 修学旅行編という恋愛イベントクライマックスを経ていよいよ!!!という感じ。ここからは関係が変わった2人の日常に変化があるのか……!?わからないけどまだまだ応援したい気持ち。

ダンジョン飯 1~13巻 とガイドブック

1巻を発売当時に買ったまま読まずにいたのを思い出したのでガイドブックまで一気読み。13巻はもうちょっと待ってから読めば最終話まで一気に読めたのかも……というくらいすごいところで終わってしまった(あと何巻くらい続くんだろう?)。

ガイドブックは「仮想世界の図鑑・設定資料集みたいなのが読みたい!」と騒いでいたら友人が勧めてくれたので買った。設定も細かく載っているし、ガイドブックによくある「本編のコマをつなぎ合わせてダイジェストにしただけ」って感じではなく、書き下ろしが多かったのが最高だった。もはやこのガイドブックを読むために本編を読んだと言っても過言ではない満足度(過言)。

マンガ(配信)

バンオウ -盤王- - ジャンプ+

https://shonenjumpplus.com/episode/316190247030932381

「吸血鬼が将棋!?」という「要素+要素」系コンセプトマンガですが、主人公が吸血鬼である理由と、将棋をしている理由がしっかりしていて読み応えがある。登場人物が全体的に真面目で、それぞれの将棋と向き合い方が描かれているのがいい。

個人的には「プロにならなかった棋士」の描き方、「月山の強さ」の描き方がすごいと思った。

エロチカの星 - コミックDAYS

https://comic-days.com/episode/4855956445094034364

男女が組んでエロマンガを書く!!!というテーマだけど2人とも人が良い(強引なとこはある)ので安心して見ていられるところがよい感じ。主人公(男)に対して、相方の女の子が主人公の友人の姪っていう距離感がいいのかもしれない。恋愛要素はありそう。

オメガ・メガエラ - コミックDAYS

https://comic-days.com/episode/10834108156631345003

オメガバース……、BLか!?と思って読み始めたら、なんかそういう次元のストーリーではなかった。男女×αβωの6パターンの性別がある世界で日本がどういう社会を形成するのか、そこに生きる人間はどうなるのか、という異相現代、SFなのかもしれない。内容は違うものの、ある意味ではよしながふみの大奥に近いものを感じる。

子どもを産む・産ませる、などの話が結構出てくるので(そもそもタイトルの「メガエラ」というのが子どもを産めなかったオメガを指す)、人を選ぶマンガだとは思う。

寿エンパイア - マンガワン

友人に寿司のマンガなので読んで!!!って言われたので読んだんですが、なんていうかよかったです。弟子入り系マンガによくある序盤の理不尽なつらさがないとは言えないんですが、そこは割と早めに抜け出せる&主人公のメンタルが異常に強いので比較的嫌な気持ちになりにくいのかも。

自分がやられて嫌だった事を後輩にしてるんですか?

これは主人公のセリフですが、言えるもんなら言ってみてえ~~~ってなる。 途中からは寿司屋のマンガと言うよりも寿司バトルマンガになるところも好き。

超外伝事件簿レインコード - コロコロオンライン

https://www.corocoro.jp/episode/4856001361379685814

超探偵事件簿 レインコードのコミカライズ……コミカライズ!? ちょっと様子がおかしいコミカライズはネタバレ防止のためでもあると思うんですが、それはさておき純粋におもしろいので読んでよかった。ゲームのプレイ予定がある人もない人も、もうプレイした人にもおすすめできると思う。

マンガ(読み切り)

感想を書くと内容を全部書きかねないので作品とURLのみ記載しています。

ゲーム

超探偵事件簿 レインコード

スパイク・チュンソフト、 トゥーキョーゲームス 開発のダンガンロンパの正式後継とも言えるゲーム。シナリオ(メイン)は 小高和剛 と 北山猛邦 、音楽は 高田雅史 、美術は 小松崎類 。やっぱりダンガンロンパなのかも……(?)。

ダンガンロンパ っぽいゲームをやりたいと思っていたらちゃんと(?)ダンガンロンパっぽいゲームがでてきた、という感じで期待を裏切らないゲーム。3Dのマップ内を歩き回って依頼を受けてクリアしていくという形式なので、バトルのないRPGゲームっぽさもある。

ネタバレ防止にシナリオへの詳しい言及は避けますが、全体的にダンガンロンパよりも素直で毒のない感じ。この辺りは好みの分かれるところかもしれません(時勢的なものもあるのかも)。

個人的にはダンガンロンパプレイヤーには是非プレイして欲しいゲーム。DLC、ノベライズの発売も決まっているので楽しみです。ちなみに予約特典の小説はまだ序盤しか読めていないんですが、こちらも良い感じそうだったので将来的にどこかに収録されてくれるといいな~と思います。

雀魂

https://mahjongsoul.com/

ファイナルファンタジーXIV 内で麻雀をプレイする必要があり(アチーブメントが欲しい)、麻雀の練習のためにプレイしています。今やっとルールを理解できた辺りで、ランクも一番下よりひとつ上までは上がれました。メンバーにもよりますが、4人打ちは結構時間がかかるので、気楽にできる3人打ちがお気に入りです(お気に入りとかそういう話ではないのかも)。

これは発端になったファイナルファンタジーXIV。

クッキーラン:キングダム

  • サマーソーダロックフェス


www.youtube.com

キラキラグリッター味クッキー(すごい名前だな……)メインのイベント。 タイトル通りロックフェスを舞台にしたイベントで、そのためのキャラソンまで作成されてたやたら力の入ったイベントだった。ホントに何だったんだろう(?)。

新クッキーはかわいかったし話も明るくておもしろかったんですが、個人的にはリズムゲームが苦手なのでちょっと盛り上がり切れなかったかも。ストーリーの分岐システムがちょっとめんどくさいところがあった印象。

それにしてもこのイベントに出てくる「自分」って誰だったんだ……?(=プレイヤー?)。

ドラマ

トリック

https://amzn.to/46mBE8E

Amazonプライムに追加されていたので、シーズン1・2とシーズン3の途中まで見ました。

私は ケイゾク は見ていましたがTRICK自体が初体験で、結構コメディっぽいドラマの印象があったんですが、思ったよりも胸クソ系の話が多くて驚きました。なんならもう1つ目の事件からかなり考えさせられるような内容だった。 個人的に結構キツかったのはシーズン3の「絶対死なない老人ホーム」回。めずらしく落ち込んでしまったため、シーズン3が途中までになってしまった。またプライムに追加されたときに続きを見たい。

超能力が本当にあるような、ないような……という空気感はケイゾクに似てたかも。

映画

トリック劇場版

せっかくなのでこっちもレンタルして見ました。 これは個人的な感想なんですが、上田と山田って「絶対に恋愛的な感情をお互いに持つことがない」関係性として描かれると思っていたので(これはドラマの感想と言うよりは事前に得たぼんやりとした情報から感じていました)、トリックシーズン1のラストも含めて意外な展開だったな~~~という気持ちが大きかったです。 トリックの見所って別にそこじゃないとは思いますが、なんかここがやたら印象に残ってしまった。レンタルなのでプライムビデオほどは気楽に見返すことができないんですが、また見たいと思えるテンポの良さで、映画としても結構(?)好きになれたのでよかったです。