今週の表紙はウィッチウォッチ。先々週、先週とは違ったPOPなデザインがかわいいです。ちゃんと1話から読んでいないのでこの感想日記(?)では書いていないんですが、最近は毎週読んで楽しませてもらっているマンガです。
途中から読んでもおもしろいっていうのも連載マンガではひとつの才能だな……と感じます。
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SAKAMOTO DAYS
DAYS 121 奇妙な痕跡
日付変わってすぐにWJを買っている友人から「大丈夫?」って連絡が来ました。
赤尾が……生きてる……?
私まで南雲になってしまった。
過去を語り終えて「自分の手の届く範囲は自分の手で守る」という結論に達した坂本。よかったね~と思う反面、「自分の手の届く範囲は」と最初から限定するのは坂本の今までの積み重ねあってのことなのかな~と思いました。少年マンガの主人公って「全部守りたい」みたいな発想のキャラクターが多い気がする……いや……そうでもないのかな……。
言いながら悩んでしまいましたが、実際のところ、この「手の届く範囲」がめっちゃ広いところが主人公が主人公たる所以になる気もするし、SAKAMOTO DAYSにおいて「全部守りたい」枠はシンの方なのかもしれないなという気もします。
動ける死体になって欲しいと言われた割りには普通にその辺うろうろしてる(ように見える)四ツ村にちょっと笑ってしまった。
四ツ村の口ぶり的に、8年前からキンダカはここで眠り続けている様子。赤尾の死の真相を追うためにキンダカの延命を続けていることを四ツ村に伝える南雲。本当に赤尾の死の真相に近付くためなのか、キンダカ本人に対する何らかの情なのかはわかりませんが、それなりに金もかかるだろうに8年間も延命を続けるのはすさまじい執着心だなと思いました。
というか、死の真相って言っても「赤尾は有月に殺害され、有月は坂本に殺害された」ことがわかっている以上、それ以上の情報って「赤尾の空白の1年になにがあったのか」と現状だと「有月はなぜ生きているのか」くらいだと思うんですが、そこを8年も追い続けているのか……と思うと……。しかも坂本も一緒ならともかく、坂本は「赤尾が死んだことは辛かったが、仕方がない事だとも思ってる」なのでそこの認識の違いも残酷でした。ただ、ここに関しては坂本が殺し屋を引退してから生まれた価値観かもしれないとも思います。
また、このマンガ、殺しに対する倫理観がイマイチ謎なんですが、「俺や南雲もそうだが、殺し屋の世界に一度身を置いたならどんな死でも受け入れる覚悟が必要だ」という哲学はあるようだったので安心しました(赤尾の死を受け入れられてなさそうな人がこの文中にいるのが皮肉ですが)。たぶんこれ、晶は間に合うと言っていることを考えると「一度でも人を殺したら」ということなんだろうなと思います。
そんな中、殺連のデータベースに赤尾リオンからのアクセスがあり、坂本の懸賞金をかけたのが赤尾リオンであることがログから判明。坂本にかけられた懸賞金が「10億」=「キンダカのミッション時に坂本が倒した殺し屋の懸賞金の合計額」であることから南雲はこれが赤尾本人である可能性に思い至るが……。
思い至ってるけど、その話してるとき横に普通に有月がいるのでどうなんだろう……。と私は思いました。ただ、メタ的に南雲が「スラーには偽造できない」根拠として書いたコマを「有月が横で聞いてたよ~」って理由で否定することある?と思うので(スラー=有月がわかっていないならともかく、この時点ではわかっているので流石に南雲も気付くと思う)赤尾に繋がる手掛かりであることは間違いないと思います。
ちなみに、京は裏切り(?)行為からすぐに殺連アカウントを凍結されていましたが、赤尾のアカウントが今まで生きていたことも疑問。単に死亡した人間のアカウントは凍結しないガバガバ仕様なのかもしれませんが(普通にそういう可能性もありそう)、アカウントが生きている=殺連上層部が赤尾の生存を知っているとすればまだ一悶着ありそう。
「自分の番号(※)を人に教えるバカはまずいねぇが」 ※殺連の個人ナンバー(任意の手続きや死んだときなど様々な場面で必要になる)
このセリフは暗に「個人ナンバーは死亡時に利用する」「番号を教えれば他人でも利用できる(赤尾がスラーに番号を教えていれば赤尾のアカウントで坂本に懸賞金をかけることができる)」とも取れるので、赤尾が生きているかどうかをこの情報で判断するのは難しいと思うんですが、元幹部の四ツ村が「赤尾のアカウントで懸賞金がかけられた」ではなく「懸賞金をかけたのは赤尾リオンだ」って言い切っているのでまだ公開されていない情報があるのかも。
ところ変わってスラー陣営では、新たな戦力である熊埜御とハルマが参戦。スラー陣営内の人間関係が気になるところ(虎丸、真冬を含めて)。スラー陣営が殺連(というよりは現会長周り)に恨みがある埜もわかってきたので、今後の展開がどうなるのか予想できなくていい。「善は急げだ」とのことなので話自体はさくさく進みそうで楽しみです。
こうなってくると先週のカラーページで赤尾が3人で会社を立ち上げようって言っていた相手は本当に坂本だった!?ってところまで疑ってしまうので(南雲、坂本で~という順で話しているところに違和感があるため)、早く真相が知りたい……!
今週は推し(赤尾)関連のデカい情報があったので感想が長くなってしまいましたが、たまにはこういうことがあってもいいと思います。
ONE PIECE
第1085話 "ネフェルタリ・コブラ死す"
- タイトルから悲しい話……するな!!!
- 扉絵と本編は直接繋がってはいないとい思うんですが扉絵に書かれている「Departure」と言う単語には「出発」≒「死」の意味もあるらしいのですごい気分になってしまった。
- 「城ノ内死す!」の文脈であって欲しい……!!!
パンゲア城内「虚の玉座の前」
- イム「ムーから話したいことが二つ……聞きたいことが一つあるぞコブラ」
- ムー!?
- 多分一人称だと思うけど、予想外すぎてびっくりした。
- コブラ「『イム』という名を知ってる」「"最初の20人"に……」
- コブラは「偶然かと思うが」って言ってるけど、私は多分その20人の内の1人本人だと思う……。
話したいこと① "D"とは?
- イム「かつて我々(イム)が敵対した者達の名」
- イム「近年各地に湧き出て来た"D"は己の名の意味も知らぬ"抜け殻"共…」
- めっちゃ教えてくれるじゃん……。
- 「近年各地に」ってところが気になる。現在に至るまでに何百年とあったわけだけど、"D"が出てくる原因となった出来事がありそう。
- 「己の名の意味も知らぬ」ってところに関しては自分の名前の意味をある程度知っていたっぽいローの存在が気に掛かる。
- これに関してはローが「"D"」の意味を知っているのか「ワーテル」の意味を知っているのか定かではないけど、ここに来てなんの関係もないことはない気がする。
話したいこと② リリィ女王の失態とは?
- イム「あの日のリリィのミスがなければ!!"歴史の本文"なる忌々しき遺物が世界中に散らばることはなかったのだ!!」
- イム「"歴史の本文"の解放が本当にミスだったのか…それとも計画的だったのか…」
- この言い方だと"歴史の本文"自体を作ったのはイム側の勢力ではなさそう。
聞きたいこと① 女王の残した手紙の"送り主"の名は?
- イム「ヌシアさっきから"ネフェルタリ家のリリィ女王"としか言わないのは…なぜだ?女王の残した手紙の"送り主"の名を言え」
- ここでイムが「リリィ女王の本名は?」ではなく、こんな遠回しな言い方をしているところを見ると「"D"は姓や名に起因するものではない」気がする。
- 想像だけど、最初の20人としてのリリィ女王は"D"を名乗らず、アラバスタへの手紙は"D"の意志として書いた……みたいな感じ?
- 最初からくれはは"D"のことを「血筋」などではなく「意志」って言っているのでこの考え方はありかもしれないなと思う。
- 血で受け継がれているっぽいのは、1つに自分の子に自分の("D"の)意志を継がせることが多いことと、"D"が形骸化してただの名字だと思って受け継いでいるという2点があるのでは?
パンゲア城内「虚の玉座の前」
- 決まっていた運命
- コブラ「ウソでもつけば…逃れられそうか?」
- 五老星「『イム様』の姿を見た瞬間から運命は決まっている」
- 理不尽!!!勝手に出てきたくせに!!!
- ここまで話した時点でコブラが「世界一のタブー……」って考えているので、リリィ女王の短い手紙+イムの話と照らし合わせると相当の内容になるっぽい。
- それを聞いてるサボ、いつの間にここにいたんだろう。警備大丈夫か?っておもうけど、五老星たちもイム様が出てくるなんて思ってなかったから警備まで手が回らなかったのかも。かわいそうに……。
- ネフェルタリ・"D"・リリィ
- 一瞬驚いているイム様、目だけなのに感情があってすごい。
- コブラを刺した槍みたいなのなに!?悪魔の尻尾っぽい!!!
- イムを攻撃した炎は「影」のようなものに食われて消失。
- 五老星の姿が消えて、5つのシルエットが出てきていることから、このシルエットは五老星が変化した姿と考えても良さそう。
- 5つのシルエット
- 四つん這いのシルエット→イムを狙った炎を食べた?
- 豚耳?+タコっぽいシルエット
- 鳥っぽいシルエット
- 角っぽいシルエット
- 羽衣を纏った人っぽいシルエット
- コブラを連れて逃げるサボ
- 無人で写真を撮る電伝虫→これが新聞に掲載された写真っぽい。
- この写真が世界政府的にOKで出たものなのか、モルガンズの盗撮なのかちょっとわからないけど、盗撮だったらモルガンズ強すぎて怖いな……。
- なぜ革命軍が王である自分を助けるのか尋ねるコブラに「おれ達の敵は王族のその上……あいつらだ」と答えるサボ。
- 革命軍がちゃんと目標を捉えていてよかった(ドラゴンがいるし大丈夫だとは思っていたが……)
- ルフィを通して少し打ち解けたっぽかったのがうれしかったけど今後のことを考えると切ない。
- ルフィとビビへ
- ルフィとビビに「わかったこと」を伝えてもらうため、サボだけを逃がすコブラ。
- コブラ「我々も"D"である」
- これはネフェルタリの祖?リリィ女王が"D"であったことから血縁として……とも取れるけど、上で書いた通り、「真実を知り、何かを成すための意志を持つものである(ルフィ、ビビもそうである/あって欲しい)」と言っているシーンにも取れる気がする……。
- それを聞き、かつてエース、ルフィと"D"について語ったことを思い出すサボ。
- ここではっきり明示されてはいないけど、上記のコブラの「我々」という表現、回想でのエースの「やろうか"D"サボ」という言葉から、後にサボが"D"の意志を継ぐ暗喩だとしてもおかしくはない気がして、そうだったらアツいな~と思う。
- サ"D"ボ
リリィの手紙
- 「守りなさい」
- 「■■■■■」
- うなり声にかき消されている部分。
- 「ゆく世界に夜明けの旗をかかげ」
- 「ネフェルタリ・"D"・リリィ」
- 元々「短い手紙」と言われているし、伏せられているのは本当にほんの一節だと思うのに、その一節が見えないことでこんなにも揺さぶられること……あるんだ!!!
- 「沈みゆく」とか「滅びゆく」とかそういう言葉になりそうだけど……
- 後に来るのが「夜明けの旗」なので夜を示す言葉がくる可能性はありそう。
目撃者
- そんな一部始終?を見ていたのがワポル。
- 嫌なやつだけど普通に巻き添えでかわいそう。
- 「嫌いだけどこうなって欲しいわけじゃない」みたいに自分の感情の整理ができているところは腐っても王なのかなと思った。
- 最初読んだときはバレたのはワポルの思い込みかと思ってたけど、ちゃんと見ると五老星に気付かれているっぽい。
- ワポル「誰だよアレ」
- この「アレ」という言い方が引っかかるけど、ここからだと情報が少なすぎてなにも想像できないのが残念。
円卓の「大会議室」
- この時点でコブラとワポルが「欠席」って言われているので、ワポルは消される予定だったんだな……と思った。かわいそうに……。
- ノース4国連合の独立問題
- さらっと出ただけの話題だと思うけど、ジェルマ王国のあるノースブルーのことなので気になる人も多そう。
パンゲア城内 「来賓室」
- 捕らえられるビビ
- 時系列的にコブラを始末するかどうか決まるまで監禁する必要があったってこと?
- その後、処遇(殺害)が決まったため、カリファの「たぶん助からないわよ」に繋がるのかな……。
- カリファ「"失踪"扱いでそのまま誰かに飼われるんだと思うわ」
- 奴隷として……ってことだと思うけど、少年誌でそんな言い回しいいんだ!?になった。これは私が意識しすぎかも。
- しらほしの状況
- 「人魚姫を攫おうとした"天竜人"をブチのめした奴らは堂々と勝ち名乗りを上げて」
- サイ・レオ「おれ達は"麦わらのルフィ"の子分だ!!!」
- やりたい放題だな。
- 「"神々の地"じゃあ奴隷を解放する『革命軍』を手助けした藤虎に緑牛がブチ切れ大ゲンカ」
- やりたい放題だな(2回目)。
- 藤虎、なんで海軍にいるのかわからなくなってきたけど大丈夫なんだろうか。
逃亡者たち
- 壁を突き破って逃げてきたワポルに相乗りするビビ。
- ここも過去の因縁があるのに、こういう形で再会させるって展開がすごい。
- キンデレラの「誰なの!?その若い女!!」はホントにそう。
- 「どこまで行くの!?」「どこまでもよ!!誰も追ってこねェ世界の果てまで!!!」「私も行く!!連れてって!!!」
- これを聞いたキンデレラの「駆け落ちィ~!!?」は事情を知ってると笑うところだけど、実際セリフだけ見るとマジでいい感じの駆け落ちセリフなのがすごい。
- ここからモルガンズのところへ……と思うと本当に世界が激動してる……。
現状
- 世界政府はサボ・ワポルを消したいはず(イム様のことがバレているので)。
- コブラの様子と、ワポル通過後にビビがいなくなったことから2人が一緒にいることはおそらく割れている。
- ビビとワポルはモルガンズのところに転がり込む(どういう伝手?)。
- エッグヘッド編に入る前付近でルルシアを消失させている。
- その後、五老聖ジェイガルシア・サターン聖はエッグヘッドに向かって出航。
- 途中で黄猿と合流してるっぽい?
- サボはルフィ、ビビへの伝言を持っているため、どちらかに会おうとすると予想される。
- それでも一回ちゃんとカマバッカに帰ってるので冷静だな。
- ルッチはこのあとエッグヘッドに来たんだな……落ち着かなかっただろうな……。
- ジャブラとカリファはビビを逃がしてるけど罰則とかあった?
- 個人的にはビビがいなくなったあとのしらほしの動向が気になる。
- 適当に書き出しただけなのにこんなに気になるところある……。ONE PIECE、恐ろしい……。
- ちなみに今回勢いでイム様の話したいこと2つを「"D"とは?」と「リリィ女王の失態とは?」、聞きたいことを「女王の残した手紙の"送り主"の名は?」と仮定して書いたけど、これであってるかどうかは結構不安!
キルアオ
page 7 オジサンは意地っぱり
前からずっと言っていますが、主人公が「オジサン」であることをめっちゃ強調してくるので、これが気になっちゃう人にはあわないのかも……って気がしてきました。私は好きなのでこのまま進んでくれると助かりますが、このマンガの人気も含めて今後どんな感じになるのかは気になります。
「勝手に彼氏ってことにしてごめん!」シチュエーション自体はそこそこあるシチュエーションですが、ここで自分から「迷惑かけてごめんね」って謝って関係の解消も提案してくれるヒロイン(?)は好感度高いな……と思いました。なら最初からするなというのもなくはないですが、あのときはそうしないと収拾がつかなかっただろうな~と思える案配もよかったです。
今後このノレン争奪戦(?)に「ユニコーン組(校内のハイスペック男子の中でもヤバい、中身外見できすぎなくらい兼ね備えて+カリスマ性と何かしらの分野で超一流の才能持ち)」と「同業者(殺し屋)の凄腕かつ同い年の若手エリート」が参戦してくることが示唆されて、「これ、ノレン視点で書くとめっちゃ乙女ゲーだな……」と思いました。
ラストでイケメンの暗殺者ぽい人が早速出てきたので、この人の活躍が楽しみです。
【読み切り】都の鬼と田舎の狸
菰田コトヒロ
雰囲気がジャンプSQっぽい感じ(あいまいな表現だ……)の読み切りでした。
絵が安定していて、キャラクター造形もわかりやすくてとても読みやすかったし、総合力的にこういう感じの連載マンガ読みたい!!!って思える感じでよかったです。
最近こういうオカルト系というか、幽霊・妖怪ものが本誌にもプラスにも多い気がするんですが、そういうブームなんでしょうか。……というのをここ数ヶ月ずっと言っている気がするのでそうなのかも。
鵺の陰陽師
第4話 先輩の霊衣
陰陽師がこの市にしかいないってどういうこと?みたいなことを先週の感想で言っていたら、今週の1P目で全部説明されてしまいました。引っ張る必要のない部分はこれくらいさらっと情報として出てくれる方が個人的には好みです。
「陰陽師は1000年以上前から幻妖と戦っている」「だからもう日本に幻妖は殆どいない」「けどこの篝弥市にだけは未だ多くの幻妖が出現した」「陰陽師はこの市に機関を集約して今日も幻妖から人々を守っている」
これが基本設定っぽいので、幻妖の出現範囲は結構絞られているようなんですが……、なんでこの市に幻妖が集中しているのか、この市を放棄せずに普通に暮らしている人々も残しているのはなぜなのか?あたりは謎として残ります。この辺、特に前者は話の中で解決しそうな感じ。
学郎が幻妖を倒したということはさくっと伝えて、それが学内の鵺(幻妖)の力であることは伏せておくことに。鵺は分体っぽいとはいえ、直接陰陽師と会っても幻妖だって気がつかれていないようなので、相当強い存在なのでは……?と思いました。
陰陽師が戦うときに着る霊衣という存在も出てきて、バトルマンガらしさがますますでてきました。やっぱ戦闘服っていうのはバトル漫画的にテンションが上がります。幻妖に「レベル」という概念が出てきたのもそれっぽい。そのうち幻妖レベル999とか出てくるのかも(鵺さんでは?)。
夜島と組んで幻妖の討伐を行う流れになりましたが、矢島側にもなにか事情がありそうなところはこれから明かされていくのかな……。全体的安定した展開だと思いますが、バトルマンガのかっこいい要点を押さえているのがいいな~と思いました!
ドリトライ
第5話 炎涛拳技會
今回は因縁の相手とリング上で再会!って展開がアツくてよかったです。
もしかして初戦前に特訓シーンとかあるのかな~と思っていたんですが、モノローグで3日経ったらすぐに試合が始まったのでちょっとびっくりしました。対策とかは事前に色々教えてもらっていたみたいでしたが、黒岩が顔と口の割に(失礼だよ)かなり親切に対策を教えてくれていてよかったです。好感度的にもおもしろさ的にも……。
この感じを見ると、もしかしたら初戦の相手を選ぶ段階で勝ちやすい相手を選んでくれてたのかな?という気もします。
初戦、同年代、妹持ちと言う共通点と、昔は優しいお兄ちゃんだったというところから、この相手は今後仲間枠になるんじゃないかと勝手に思っているので、見守っていきたいと思います。
テンマクキネマ
08 1行のト書き
前回が基本撮影風景だったのに対し今回は変則的な撮影風景回で、映画作りの色々な様子を見られて良かったです。頑張っている様子はまさに「青春」って感じで、青春部活ものとして解像度が高く、見ていて楽しいな~と思えるところが好きでした。
また、ここで才能の描き方が難しい「監督」の素質についての描写も挟みつつ、今後に繋がっていくんだな~と思うと次回が楽しみです。
とはいえ、このまま撮影風景を淡々と描写するだけだと物語の起伏に欠けてくるとも思うので、その当たりをどうやって緩急つけていくのかな~という当たりも含めて来週号以降に期待したいと思いました。
暗号学園のいろは
第二十六号 「先んずれば暗号を制す」
チームA組からはいろは+東洲斎派3人+しゅーたんの5人。学年大将念々対戦の前にしゅーたんが東洲斎に意味深なことを言っていたのは何らかの伏線なのかもしれません。
ちなみに念々の意味がわからなかったので調べました。
1 仏語。一瞬間。刹那刹那せつなせつな。時々刻々。
2 一つ一つの思い。種々の考え。
聞けば思い出した!とかではなく、本当に知らない単語だったので笑ってしまった。この世には知らない単語がいっぱいあります。
クラス対抗戦に挑むに当たって、読者向けにクラスメイトの相関図を見せてくれたのが親切でした。毎週読んでいる私も未だに名前と顔が一致していないので、こういうのを公式から見せてもらえると大変助かります。
先鋒は夕方がとんでもない力を発揮して圧勝してくれましたが、やっぱこういうテンポを見ると「西尾維新~~~!!!」って心が盛り上がって健康によかったです。しかし、夕方ってもしかしなくてもクラスの中でもかなり強者寄りなのかな……、間違いなくムーヴは最強のそれなので、頼もしいとともに先鋒で切っていいカードだったのかという点ではちょっと不安もあります。
ちなみに、かくれんぼの件はこれでみんなが気付かなかったらあれでA組負けてたのかと思うと、この学園ホントに厳しいなと思いました。
人造人間100
第24話 ごめんね
この回でこのタイトル、センスが爆発していてすごくいい。
これでNo.1を倒せる!と思ったあしびの気持ちが「ごめんね」のセリフで裏切られるところ、本当に最高でした。
欲を言えばこの展開がもっとNo.100と交流した後で起きていたら読者の受けるショックももっと大きくなっていたんだろうな~とは思うんですが、その辺りは展開との兼ね合いがあると思うので難しいところですね(読者視点だとNo.100はNo.1を殺さないだろうな~というのが見えていたので、あしび!?なんで気付かなかった!?という気持ちがなくもない)。
絶対復活するだろうと思っていたNo.99の核が奪取された件に関しては、警備体制がどうなっていたんだろう……という辺りも気になるので、次回辺りでその辺り触れてくれるといいな~と思いました。
一ノ瀬家の大罪
第27話 翼の疑惑
今回の話で現実側の家族が全員揃いました!想像していたほど悲惨なことにはなっていませんでしたが、自分が「ヒーロー」だった世界と比べてしまうと思うところはありそう。母と父には夢の内容が共有されていた感じですが、この辺りは現状どうなっているのか気になります。
また、未だに何事もなかったかのように夢が続いているのも不審な点。今回は中島に相談できているからよかった……
とか思ってたのに、なんかまたサスペンスっぽくなってきた!!!
毎回この感想を書くのは芸がないとは思うんですが、マンガの引きの才能が本当にすごい。来週もまた1番最初に読んじゃうかも!!!と思いました。ホントにこのあとどうなっちゃうんだろう……。
***
ONE PIECEが相変わらずの情報量なのに、SAKAMOTO DAYSでも衝撃的な話が出てきたので、全体的にすごい文章量になってしまいました。なんだこれ……。
来週も楽しみです!!!