今週からテンマクキネマの連載が始まりました!
また、これは個人的な話ですが、SAKAMOTO DAYSを読んで最新話に追いついたので、今週から感想を書いていこうと思います。SAKAMOTO DAYS、なぜか別のマンガと内容を勘違いしていたため(暗殺者一家の女の子の家に居候する男の子の話だと思っていた)、読んでみたら全然違う話で驚きました。
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テンマクキネマ
01 "はじめての映画"
食戟のソーマコンビ(食戟のサンジでもお世話に(?)なりました)の新連載!と言うことで先週から楽しみにしていたんですが、期待通りの面白さでした!あと絵がすごく上手い。
あらすじ
- 映画好きの主人公、新市元(シンイチハジメ)に脚本家の幽霊、天幕瀧飛虎(テンマクタキヒコ)が取り憑く
- 瀧飛虎は生前に書いた脚本をタッグを組んでいた監督に届けたい
- しかしその監督は既に死去していて……
わかりやすい!!!
多分、ヒカルの碁みたいな取り憑かれもので、映画好きな主人公が映画を撮ることになるんだろうな~という感じ(取り憑かれもののマンガ、他にもあるはずなんだけどパッと思いつかない……、DEATH NOTEも広義ではそうかも?)。
この後、おそらくこのマンガのヒロイン、倉井雛希(クライヒナキ)を一目見た瀧飛虎が彼女のために脚本を当て書きし、彼女はその映画の主演を「演じる」と宣言する……。と言う感じで、1話だけ見てもすごく読みやすくてわかりやすくて、あとやっぱり絵が上手い!!!
今後、主人公が何を目的として動くのか(直近→倉井雛希主演の映画を撮る、最終→『牙』を撮る)、がわかりやすく示されていてストレスがないし、「映画」をテーマにしている点で他の演者、スタッフが必要という流れで新キャラが出てくるんだろうな~というのも予想できる。撮る映画の内容によってマンガとしての「画」のバリエーションも作れるところも「絵がめっちゃ上手い」のと噛み合ってていいな~と思いました。
また、テンマクキネマでは主人公と主人公に取り憑いている瀧飛虎がそれぞれ「監督」と「脚本」で役割が分かれていることで、瀧飛虎の才能を自分のものとして発表しないこともできる(多分この流れだとしないと思う)ところが上手いな~と思っています。
例えばこれがスポーツものとかだと、幽霊が主人公の体を借りて成果を出した場合、それが主人公の成果になってしまい、「正当な評価」とは言えなくなってしまうわけです(これはこれでこの点への葛藤を描くドラマなんかがあっていいと思うんですが)。この辺は読者によって価値観も違うので扱いが難しいところなので、役割分担をはっきりさせたのかもしれないな~と思いました。
なんにせよ、続きが楽しみです。
ちなみに1話を読んで一番驚いたのは瀧飛虎が男だったことです。予告のカット見て、ずっと女性だと思っていたので、なんか普通にめっちゃびっくりしました(男だよね!?)。
ONE PIECE 第1080話 "伝説の英雄"
扉絵
- 今回も扉絵リクエストってことは、やっぱりジェルマのあゝ無感情海遊記は本当にアレが最終回だったんだ……!と思いました。
- 今度NEO MADSがどう本編に絡んでくるのか気になるところ。
- 扉絵の河松と日和、かわいい。この2人、戦いの後に気まずくなってたりしたら絶対ヤダ……!と思っていたので、(扉絵ですが)仲が良いところが見られてうれしいです。
新世界「海賊島」ハチノス
- てっきりエッグヘッドの続きをやると思っていたので、この場面転換には驚き。
- コビーの消息
- 女ヶ島での戦闘後、ハチノスに捕らえられていたことが発覚。
- 「クロス・ギルド」の懸賞金も「5星(ファイブスター)」と高額の様子。
- クロス・ギルドの賞金
- コビーは★5
- 5星(ファイブスター)=宝箱5個=約5億ベリーとのこと。
- 普通の大佐は「1星(ワンスター)」らしい。
- クロス・ギルドの目的自体は不明だけど、かなりの資金で本格的に運営してることが伝わってくる。
- 「おれコイツの『単勝』買ってんだ!!」
- このセリフがちょっと飲み込めなかったんだけど、コビーを利用してなにか賭けをしてる?
- この賭けがどういう仕組みなのかはまだ謎だけど、クロス・ギルドが「海兵を利用した賭博の胴元」だとするなら上手いこと考えたもんだな……と思う。
- クロコダイルはレインディナーズ・カジノもやっていたので、そのノウハウ?
- ハチノスに幽閉されていた奴隷たちの解放もしているらしいコビー
- 自分も脱獄して鉄球付きっぽいのに囮を買って出ていて……流石英雄じゃん……になった
- モブも「聖人だあの人は……!!」って言ってる。
・ 雨のシリュウ "スケスケの実" 透明人間
・ 悪政王アバロ・ピサロ "シマシマの実" 島人間
・ 大酒のバスコ・ショット "ガブガブの実" 酒人間
・ 巨人族巨大戦艦サンファン・ウルフ "デカデカの実" 巨大化人間
- 一気に出てきた黒ひげ海賊団クルーの能力
- スケスケの実→アブサロムの力参照
- シマシマの実→胸がくすぐったいって言っていたり、他の描写からピーカのように島と一体化してそれを操る能力っぽい?(ロッキーポートの修復もこの力で行った?)
- ガブガブの実→「大火事になる」というセリフから、おそらくアルコールを操る能力。
- デカデカの実→多分デカくなる能力だと思う。
- 黒ひげティーチの「夢」
- 「海賊島」を世界政府に所属する国にすることだと判明。
- コビー「罷り通るわけないでしょ!?犯罪者たちの国なんて!!!」
- コビーの言うことはもっともだけど、犯罪者たちの国でなければ世界政府に所属する国を作ること自体は可能っぽい気がする(ワポルの悪ブラックドラム王国を見る限り)。
- 黒ひげはコビーの命と引き替えに、世界政府と交渉するつもりらしい。
- 直接交渉というよりは「世論」の方に訴えようとしているやり口が黒ひげらしい感じ。
- 世界政府、意外と世間体気にするところはあるので、可能性0とも言いがたいのがなんとも……。
・ 「マリンコード」を返却済み(=辞表提出済み)の海兵。
・ あらゆる命令を無視して動ける"遊撃隊"。
・ 海軍はSWORDの行動に一切責任を持たない。
・ 海軍はいつでもSWORDの首を切ることができる。
- SWORDがどういう特性を持つのかはここが初出。
- ドレークの「理由あっておれは孤軍!」というセリフの重さもひとしお。
- これを元海軍大将青キジの口から説明されるのも結構キツいものが……。
- とはいえ、そう言っているクザンはどうなの!?という気持ちになる。
- クザンにコビーが反応していないのは演出上の省略なのか、意味があるのか……。
- どちらにしても黒ひげはクザンがいつか裏切るとしても「それまで使えるなら使っておく」みたいな考え方をしていそうなのでなかなか読みにくい。
- ペローナの助力
- コビーを檻から出したのはペローナ。
- モリアのところに行くって言ってたけど、こんな危ないところに……って心配になってしまった。
- コビーを助ける条件は「奥の牢屋にいるモリアを解放すること」。
- モリア生きてた!!!
- コビーが「海賊と手を組んじゃったけど……」と言っているので、ハチノスを出るまでは共闘状態にある可能性もありそうで楽しみ。
- モリアがガリガリに痩せてたりしたらショック受けてしまうかもしれない(私が)。
- やってきた海兵
- コビーは「誰かが自分を助けに来てくれたのかも」という考えを一度否定しているんですが、これは1巻でアルビダの船で働かされていたときのシーンのセルフオマージュだって聞いて「ONE PIECEおもしろすぎ……?」になってしまった。
- 伏線回収というか、人物の成長の描き方がエグいくらい上手い。
・ 海軍本部少将 孔雀 "ムチムチの実" 調教人間
・ 海軍本部中佐 ひばり
・ 海軍本部少将 プリンス・グルス "グニョグニョの実" 粘土人間
- 孔雀は大参謀おつるさんの孫というびっくり情報も初出。
- ひばりが使っている、銃弾が花になる「GPフラワー("お花弾")」はベガパンクの発明品と思われる。
- 扉絵の回収が早い!!!スピード感!!!
- 上記メンバーに加えて(なぜか)空を飛ぶガープの軍艦でガープ本人、たしぎ、ヘルメッポも上陸。
- ガープがモブ海賊に「『伝説』の……!!『英雄』!!」ってビビられてるシーン、健康にいい。
- ガープ「コビーは海軍の『未来』!!」
- 「わしの愛弟子じゃあ!!!」の方もぐっとくるけど、この「未来」というところ、ホントにぐっとくる。
- これがシャンクスの言う「新時代」と同じ意味だとすると、ONE PIECEのテーマのひとつは間違いなく「世代交代」なんだろうな……と思います。
- 同時に、ガープが「自分が『旧世代』の人間だ」という認識のあるキャラクターであることが確定したので、ここにきて急にガープが心配になってきてしまった。ガープ、死なないでくれ……。
- 「死なないでくれ……」とか思っていたら次のページですごい拳骨(拳骨衝突と書いてギャラクシーインパクト)を繰り出してたのでやっぱ大丈夫かもしれない。
- これ味方巻き込んでない!?ってくらい範囲広い。反則みたいだ。
- エフェクト的に覇王色っぽいけど、どうなんだろう……。ここは後で説明がありそうなのでそれを待ちたいところ。
まとめ
- 今回は○○の実の△△人間がたくさん出てきて、久々にバトルマンガっぽいわくわくを感じられて良かったです(エッグヘッドの話も同じくらいおもしろかったし、続きはめちゃくちゃ気になってるけど楽しさの種類が違う感じ)。
- まさかここでハチノスに視点が来ると思ってなかったので、次回どうなるかも全然予想がつかない。
- 次は合併号だけど全然待ちきれない……!でも先生しっかり休んでください……!って気持ち。心がふたつある~!
SAKAMOTO DAYS
DAYS114 "それぞれの任務"
ジャンプ+の無料公開分と足りない分は単行本を買い足してやっと本誌に追いつきました!!!追いついたと思ったら過去編やってる!!!って感じです。時々パラパラ見てたときに「最近あの主人公っぽい丸い人出てこないな~」と思っていた理由もわかってすっきりしました。
学生時代の問題児、坂本、南雲、赤尾それぞれの強さの特性なんかも明かされつつ、護衛任務で役割分担をし始めていい感じ……と思うところなんでしょうが、この後赤尾が有月に殺されることを知っていると、めちゃくちゃ不穏な雰囲気です。「なんかもしこのまま任務で死んだらさ」なんて、完全に死亡フラグ過ぎてまだなにも起きてない(?)のに心臓の辺りが痛い。
そして、有月の兄が殺連会長の妻子を殺そうとしていること、有月がその任務を受けていることが発覚……、あ゛~~~~~!!!やだ~~~~~!!!
そもそも殺連自体いい組織なんだか悪い組織なんだかわからないせいで(殺連がいい組織なんてことありえるのか?)、この会長の妻子暗殺に筋が通ってんだか通ってないんだかもわからんし、こんな権力争いに学生を巻き込むな!!!みたいな気分になってくる(その学生も殺し屋なのでめちゃくちゃだけど)。
ただ、有月と赤尾の今の関係性、坂本が「赤尾の死を黙っている約束」も踏まえると赤尾リオンの死にはまだなにか裏があると考えていいんだとは思います。それこそ、今の有月が「スラー」としてやっていることの根幹に繋がるのかも。
それはそれでエモ……と思ってしまう自分はいますが、やだ!!!赤尾死なないで!!!って気持ちがデカすぎて心がめちゃくちゃになってしまう。次週、ホントにどうなっちゃうんだ。
暗号学園のいろは
第十九号 "疾解きすること風の如く(以下略)"
サブタイトル全文「疾解きすること風の如く 徐かなること速しの如く 侵掠すること飛の空爆 停まらざること鬼蜻蜓の如し」。長い!!!!!
ブログの形が崩れてしまうので見出しでは省略しました。
要塞村さんのファインプレーで気持ちよく始まった筒抜ポーカー、いろはくんの「いやもうあなたが兵長でしょ……」に完全同意でした。でも現段階でこの4人の誰が学級兵長になるのか全然予想できないところもすごい。今後の展開的に○○じゃないかな~というのも全く感じない。
また、暗号が「どうにでも解釈できるせいで解読が難しい」というのもおもしろい展開だと思いました。だからこそトランプになっていて、自分の中で対応表を作りながら解読しないとならないんだろうけど、読者として見ていても大変なのにこれをプレイヤーとしてやるって言うんだからすごい学園だ……。
というか、このマンガ、マンガ全体の世界観がどんな感じなのかイマイチはっきりしていないような気がするんですが、これは学級兵長編をやってから、学校の外に出るようになった辺りで解禁されるのかな。実はどこかで歴史が分岐したIF日本ものだったりするのかな~と思っているので、その辺りも含めて今後が楽しみです。
一ノ瀬家の大罪
第20話 "耕三の良心"
今回は祖父との思い出回でした。 いい話ではありましたが、この思い出は実際にあったこと……でいいのか?この辺がまだわからないのが不穏と言えば不穏(とはいえ演出的に遊園地の話は実際の記憶だと思う)。
過去回想の書き方、もしかして黒背景にコマが乗ってるときの回想は現実の回想とかそういう規則性みたいなものがあるのかどうかも気になります。この辺はもう少し話が進んでなにかわかったら確認してみようかな……。
また先週書き出した知りたいことから、下記1点は解決しました。
- なぜ今回、翼が記憶を失ってしまったのか?
- →失ってない。
他は依然として謎のままですが、耕三に励まされた翼が再び颯太に直接事情を尋ねに行ったことで、次の話である程度新情報がでるんじゃないかと思うので楽しみです。
イチゴーキ!操縦中
マニュアル18 "イチゴーキ!魔界中"
しれっと服役4年したと思ったらもう同窓会が始まって、なにもかもとどまるところを知らないマンガになってしまった。でもなんか、そこがおもしろくてクセになるな……って気がしてきたのでそういうマンガなんだと思います。あとなんか作中で時間進めたから普通に飲酒シーンが入るのも笑っちゃった。なんでもありだなホントに。好きです。
煽り文も『☆いるねぇ!?』じゃないよ!!!って思った(※ミサオの「魔界にいるもん……ねぇ……」という台詞を受けての煽り文)。なんか突っ込まないことがおもしろいみたいになってて、なんか……なんか……すごいクセになる……。
とはいえ、レア金玉が揃ってしまったので次はどうなっちゃうんだろう。ちなみに、最後のコマでジョッキの中に入っているミサオがめっちゃかわいかったのでみんな見てください。おすすめです。
人造人間100
第17話 "奪取しろ!"
絢子に対するあしびの反応が意外にも普通の男の子でびっくりしました。なんか、そういう普通の男の子っぽい感情あったんだ……!みたいな……。
また、それに対する100のコミカルな突っ込み(?)も微笑ましく見えるんですが、ここに至るまでの「人造人間とのわかりあえなさ」と見た上だとなかなかぞっとするシーンでもあり、今後この2人がどうなっていくのか非常に心配になります。
また、前回あしびがやった核に触れて能力を目覚めさせる行為が「生存率5%」というのを見て「そういうの先に言って!!!」になりました。
ただ、あしびの場合は100がいるから言えなかっただけで、他の隊員には先に言っているような感じなので一概にモートセーフがヤバイ組織というわけではなさそうなところは安心しました。というか、だからモートセーフには非戦闘員の部署もあるのかな~と言うのが想像できてよかったです。
次回はあしびもスパークルの力を使った戦闘に入るっぽいですが、この辺りでいわゆる修行パートが続くのかなという感じなので、話が停滞しないといいな~と思いながら次回を待とうと思います。
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SAKAMOTO DAYSが本誌に追いついたり、新連載が始まったりで読むものが増えてうれしいです。感想はちょっとセーブしながら気楽に書いていけたらいいなと思います(今週は体調が悪くてアップするのが遅くなってしまったため)。