今週はキルアオの連載が始まりました。黒子のバスケの作者の学園ものというのもあって、どんな作品になるのか楽しみです。
また、イチゴーキ!操縦中が最終回でした。応援していたマンガなので寂しいですが、次回作に向けて頑張って欲しいなと思います。お疲れ様です!
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キルアオ
page 1 "学校へ行こう"
黒子のバスケの藤巻先生による「学園アサシンやり直しコメディ」!(キャッチコピーはWJ本誌から引用しました。)
伝説の殺し屋(ただし殺すのは悪い奴らだけらしい)の大狼十三。主人公である彼がなんらかの遺伝子操作の力によって若返り、中学校に潜入、内部調査を行うことになる……というストーリー。同誌掲載のSAKAMOTO DAYSも殺し屋ものなのでその辺りの差別化がどうなっているのか気になっていたんですが、思ったよりも話の主軸は違いそうな感じ。要素(おじさん、子持ち、伝説の殺し屋属性)だけ見ると結構似てるんですが、展開の違いで結構差別化できるんだな~と感心してしまいました。
不思議な力で若返り→学校への流れだとどっちかというと名探偵コナンなんかと掴みは似てるのかもしれません。でもあれは高校生→小学生なのでジェネレーションギャップはそんなになさそうだな……とか他作品との差別化について色々想いを馳せてしまいました。
ちなみに、私は最初は「単発・コメディ」で始まるこの手のマンガが最終的にバトルものになって行くのはジャンプあるあるだと思っているので、長期連載になったらそういう路線もありなんじゃないかな?と思っています。
作品の感想に戻ると、学校の通い直しをここまで喜ぶ主人公って初めて見たし、学校の勉強がこういう描かれ方をするのは大人が見てもストレスがなくて良いな~と思いました(少年ジャンプ読んでこの感想が出てくるのはちょっと悲しいが……)。やっぱ最近の出版物(主語デカいかも)って「ストレスなく読ませる」感じの設定増えたような気がします。気のせいかもしれませんが、個人的には助かる。
1話では学校に侵入してきた不審者を撃退した十三、しばらくはクラスに馴染むための小さい事件が続くのかな~!と予想していますが、この設定と入り方だとどんな展開にでもなりそうで今から楽しみです。
個人的に気になったのは十三の相棒猫田コタツと、元妻の鰐淵瑛里。コタツの方はずっと相談役だけってこともないだろうし、でも学校メインに話を進めるとなると登場させにくそう……って感じなので、今後のスタンスが気になります。瑛里も気になるんですが(私はこういうタイプの話だと復縁を望んでしまうタイプなため)、こっちはむしろ娘との関係の方がメインになるのかなと思っています(巻頭カラーの瑛里の後ろに立っているのを見た友人が「これ娘じゃない?」と言っていたので)。
次回も楽しみな第一話でした!よかった!
SAKAMOTO DAYS
DAYS 115 "徳を積む男"
引き続き過去編のSAKAMOTO DAYS。今回のサブタイトルはシンプルに対峙している敵……か、もしくはそいつに「自分よりも徳を積んでいる」と思われている坂本のことかな。
憬が兄に従う理由、先週までだと「血縁」だけだとちょっと弱いか……?と思っていたので、今週で「養護施設(アルカマル)」の人間を人質に取られているからということがわかって納得。というか、SAKAMOTO DAYSは一気読みしてしまったせいで登場人物の設定、主に協会側の人間関係がよくわかっていないのでこの辺りはそのうち整理したい。
現状(坂本JCC時代)の協会
- 会長(妻、子あり)
- ORDERのまとめ役「キンダカ」
- 坂本(JCC学生)
- 南雲(JCC学生)
- 赤尾(JCC学生)
- ※有月(JCC学生)
- 会長の右腕「四ツ村」
- ORDERのまとめ役「キンダカ」
- 次期会長になるため会長の妻子誘拐を試みる「憬の兄」
- 兄に脅され、兄に協力する「有月憬」
- 徳積み野郎
私がキャラの名前をマジで適当に覚えていることが明らかになってしまった。
当時この状態だったことはわかったけど、現在軸でどうなってたかあんまりよくわかってないのでその辺ちゃんと確認しておきたい……。
赤尾の「動くな」はコマ割りもあって相当びっくりしたけど、結局ここでは冗談として流されて……よかった!とはいえ学生でも暗殺者としての素養が高い赤尾が今後このときの行動を「わかってやっていた」と言う可能性は出てくるので油断はできないし、この時点で有月を完全に仲間だと思っていたとしても今後のことを考えるとキツい。心の準備させられている感が半端ない。
有月と赤尾は死亡フラグで会話してるし!!!(めちゃくちゃになる情緒)
来週からは坂本と徳積み野郎(名前を覚えていないのがバレてしまう)の戦闘シーンがメインかな~とは思うものの、最後のコマで意味深物憂げ顔してる有月に不穏さしかない事実からも目を逸らせませんね。再来週はジャンプないこと考えると、来週どこで話が途切れるかによっては正気を失うかもしれません。
テンマクキネマ
02 "主演・倉紅井姫希"
センターカラーの絵、めっちゃ美しい!!!
背景なしのキャラ絵、髪と服が白基調で華やかさを出すのが難しそうな配色なのに絵が上手すぎてジャンプの中で月下美人が開花したのかと思ってしまった。本当に絵が上手い。
2話目にして前回のあらすじを入れてくれる親切構造。ジャンプの新連載って掴みが大事みたいな話を聞くので、その辺りを意識してか「まだこのお話には乗れますよ!」という歓迎ムードがあるのが良いな~と思いました。そもそもジャンプ+で1話も読めるようにしてくれてる。
今回はヒロインと主人公が映画を通して意気投合していく様子が今後の進展を感じさせてくれてワクワクしました!前の話で出てきた脚本の内容も部分的にわかったし……。
というところで思ったんですが、この劇中劇って作中でどれくらいはっきり描写するんだろう?できたらあらすじから結末まで全て知りたい気持ちはあるんですが、そこをしっかり書き切ると劇中劇だけで結構な量になってしまうし……(確かこどものおもちゃの劇中劇、水の館は別で単行本が出ていたはず)。その辺りを考えると映画や演劇を舞台にした作品って構成が難しそうだと思いました。そのあたりが今後どうなっていくのかも楽しみ。
一ノ瀬家の大罪
第21話 "幸恵の異変"
今回はタイトルからしてちょっと不穏。いまさら気付いたんですが、一ノ瀬家の大罪のサブタイトルって「○○(家族)の○○」で統一されてるような気がしてきました。そもそもタイトルが「一ノ瀬家」の「大罪」だしそれはそうか……。21話にしてやっと気が付いた……。
事故が起きたと思われる福井には祖母、幸恵が行ったことがある病院もあることがわかり、福井に向かう一家だったが……というところで話が進展すると思いきや、今回も衝撃の展開に。一ノ瀬家の大罪、マンガ自体も楽しんでいますが、「次回への引き」の作り方がめちゃくちゃ上手い気がします。毎週続きを楽しみ。
今回わかったのは「現実世界ではおそらく幸恵はアルツハイマーであり、その関係で福井の病院に行ったと思われるが、それを思い出したループ内の幸恵はそれを望んでいないことまで思い出した」のだろうという辺り。家族の歪みを示すようにごちゃごちゃしていた各人の部屋に比べて幸恵の部屋がきれいだったことを考えると、もしかして現実世界のこの部屋は既に使われていない可能性も感じます。めちゃくちゃ不穏だ~~~。
暗号学園のいろは
第二十号 "戦陣の解には詐欺を厭わず"
今回は自己紹介Xワードが4つ公開!これホントに見応えがあるし、これをクラスメイト分用意してあるのホントにすごいな……と思います。私も自分の自己紹介Xワード作ってみたいんですが、結構難しくてすぐに断念してしまいます(しかも作中では回答例もなかったのでホントに大変そう)。
今さらなんですが、ポーカーそのものはルール知ってる前提で進むんだな……と思いました。なんとなくルールを知っている程度でもマンガは楽しめるけど、ポーカーは色んなマンガで出てくるゲームなので一度ちゃんと調べておこうと思いました(麻雀も毎回これ)。
暗号の形式によってたゆたんとの勝負のトラウマを思い出して精神的に追い詰められるいろはくん、かわいかったです。あの見開き問答、ちゃんと全文読めてないんだけど相当なことをしゃべらされていたんだろうな~と思うと、きっと今後の伏線もあるんだと思います(でも全部読むのが大変で……)。
この勝負において、要塞村と東洲斎が強調するのも激アツって感じでよかったです。というか、東洲斎さんって1話のイメージだともっと唯我独尊なイメージがあったので、こういう風にクラスの益(匿名希望が学級兵長になるのを不利益と決めつけるのもアレですが……)を見るんだなというのはちょっと意外でした。
戦いはいろはと匿名希望の一騎打ちまで持ち込まれたわけですが、ここで眼鏡兵器を完全に手放すいろはくんはかっこよくて良かったです。1話の中での振れ幅がデカい。ただ、ここでトランプの解読ができたところで勝利できるわけではないところもこのマンガにおいてはポイントになってくるかな~と思うので次の話が楽しみです。
人造人間100
第18話 "それぞれの勝ち筋"
前回から引き続き修行回&あしびのスパークルの使い方の紹介回って感じでした。また、血筋や100がいるから特別というわけではなく、基礎訓練はちゃんとやるタイプだったのが印象良かったです。地道な努力ってなんだかんだ好感度高いですね(全人類そうとは限りませんが)。
今回の食堂でのシーン「いや私は手先が器用」「器用な人が皆彫刻家になるわけじゃないでしょ」というやりとりが個人的には好きでした。人造人間100は結構、こういう世界の根幹にある考え方みたいなものの説得力が良く作られているな~と感じることが多いです。この「器用な人が皆彫刻家になるわけじゃない」という考え方ってちゃんと前回言っていた「スパークルは手足が1つ増えるようなもの」という応用性の高さから繋がってるあたり、しっかりしてると感じます。
修行パート一段落って感じではありますが、すぐに次の敵が出てくる感じでもなさそうなので、今後の展開がどうなるのか気になるところ。
イチゴーキ!操縦中
マニュアル19 "イチゴーキ!結婚中"
最終回なのに「☆コンスタントに時が飛躍するマンガ――」じゃないんだよ!!!というツッコミから入ってしまったので私の負けだと思いました。
ギャグマンガとはいえ、ジャンプで男女のコンビものが結婚式まで描かれることって結構少ないんじゃない!?と思ってテンションが上がってしまいました。なんか、結婚に至る感じも2人らしくていいな……と思います。
結婚おめでとう!!!(首は……?)
時がすごい飛び始めた辺りから連載続けるの難しいのかなというのは感じていたんですが、それを利用して主要なイベントはこなしつつギャグに昇華していて、最後にちゃんと金玉集めというイベントをこなすことで(今思い出しても金玉集めって何?ではある)ラストまでのカウントダウン、心の準備をさせてくれた上、2人が幸せなキス(エアー)をしてハッピーエンドだったので、個人的には最後まで応援していてよかったなと思わせてくれるマンガでした。これからも頑張って欲しいです!!!
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次回のジャンプはONE PIECEがあるけど、その次は休刊!?と思うと心がめちゃくちゃになりそうです。ジャンプに生活を支配されてるのかもしれません。