今週号の感想です。
記事がジャンプの感想だけで埋まってしまって本当に大丈夫？と思い始めていますが、ないよりは良いと思うのでこのまま続けていきます。
ONE PIECE 第1075話 "研究層 DEATH GAME"
扉絵
- 五老星とベガパンク
- そろそろ「ジェルマ66の～」から離れて行ってない！？
- 個人的に、ベガパンクは逮捕（？）されてMADSが解体されてから政府と関係を持ったと思っていたので、このタイミングで五老星と面識があったのは驚いた。
- シルエットだけならベガパンクも同じかもしれないけど、五老星の見た目が現在と変わってなさそうなのも気にかかるかも。
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本編 - 「研究層 A棟4F『司令室』」
- シャカ→ピタゴラス（C棟カメコ12号付近？）に連絡
- 音声は伝わらず。
- ルフィ「耳にあいつらの声が入ってこなくなった」
- シャカ、ルフィが耳につけているヘッドホンのようなものは通信機だった様子。他の皆もつけているので同様の機能がありそう。
本編 - 「研究層 A棟3F」
- ナミ、ブルック、エジソン組
- ナミが発見した「人工ダイヤ」、「工業用」って言っているのが気になるけど……。
- 研磨用に利用したりするのかな。
本編 - 「研究層 A棟2F」
- チョッパー、ロビン、アトラス組
- ロビンが「人工臓器」を発見。
- アトラスのセリフ「顔や姿は好きに変えられる！」
- ミステリだったら入れ替わりトリックが起きるセリフだな……、と思った。
本編 - 「研究層 A棟4F『司令室』」
- 通信機は自分が壊したわけじゃないって主張しているルフィがかわいい。
- 通信、映像共に途切れていく状況にシャカは「研究所内に……誰かいるぞ……！」と発言。
- いよいよサブタイトルDEATH GAMEになってきた。
本編 - 「研究層 B棟(右)2F『兵器開発エリア』」
- サンジ、ジンベエ、ステューシー組
- この組み合わせ、唯一ベガパンクがいないことと、サンジとジンベエだけが何故かアロハであるところに一抹の不安がある。
- 奇しくも「兵器」開発フロアだし……。
- サンジの「マムのパーティーにいたよね！」は結構ビビる。あの状況で参列者のことちゃんと把握してたんだ……。って思った。
- ここまですっかり忘れてたけど今一緒にいるステューシーがクローンであることは読者視点でしかわかってない？のかも。
本編 - 「研究層 C棟(左)3F」
- ウソップ、フランキー、リリス、ヨーク組
- ここなんでサテライトが2人いるんだ？ サンジのところに1人つけた方が良かったんじゃない！？
- ピタゴラスが襲撃を受けた地点なので人数を増やしたのかも。
- そうであればリリスが武器（バブルガン）を持っているのも納得。
- バブルガン
- パシフィスタマークⅢが使っていた技術と同様？
- フランキーは「ハネ返すのが攻撃なのか？」と言うものの、先週のように戦車の砲弾を花に変える＝人間に傷ついて欲しくないという思想から生まれた武器なのかもしれないな～と思う（実際は結構被害出ると思うけど）。
- ピタゴラスの頭
- ない！ ……と思いきや頭だけで稼働してた。そう言えばそこパージできるんだったね……。
- 現れたセラフィム（スネーク）
- ヨーク「さっき「エジソン」に「停止せよ」って命令されたでしょ？」
- リリスの命令『止まれセラフィム』を受け付けない。
- ピタゴラス「でしょー！？命令聞かないんです！」
- 上記3点と以前ステューシーが言っていた「同じ威権では命令を上書きできない」という性質から考えると、ヨーク・リリス・ピタゴラスのよりも上の威権を持っている者、または同列の威権を持っている者がセラフィムに命令を入力済みである可能性が高い。
- また、ステューシーの説明上、ベガパンクよりも上の威権を持っているのは五老星のみ。
- ベガパンク、ステラとサテライトに威権差はない様子。
- セラフィムの攻撃を受けて下のフロアに落ちるウソップ組。
- ここで石にされたヨークが離脱。
- ピタゴラス「ダメなんです 通信も使えなくて！」
- このセリフを見た感じ、シャカから連絡が取れなくなったのはエジソンだけではないっぽい。研究層全体の通信機器を壊されている？
- リリスに最強の人類っていわれてセラフィムが嬉しそうにしてるように見えるのは気のせい？
- 理由はわかんないけど、笑い顔はかわいい。
本編 - 「研究層 A棟4F『司令室』」
- シャカ、ルフィがコントロールルームに行っている間にＳ・ホークとＳ・ベアの襲撃を受けるゾロ。
- ここは地続きなのですぐ合流できてよかった。
- Ｓ・ホークとＳ・ベア
- なぜかルッチとカクのことも狙ってくる。
- 想像通り、シャカの命令は受け付けない。
- シャカ「私の命令が通らないという事は……この命令を出したのは「ベガパンク」という事になる……！」
- 五老星はいないもんね。
- ステラじゃなくて「ベガパンク」って言っているので、サテライトも含んでそう。
- 「通信が途切れた」「バリアの中に閉じ込められている」状況、「誰かが我々を皆殺しにしようとしてる……！」
- そんなことある？
- 共闘を持ちかけてくるルッチとカク
- 嫌そうなルフィとゾロ、おもしろすぎる（過去改装の白ひげ、おでんあたりでこんな感じのシーンあったと思う）。
まとめ
- 尾田先生っていろいろな要素をONE PIECEの中に取り入れているのでエッグヘッド編はミステリ、サスペンス風味の話なのかも（思いっきりデスゲームってタイトルだからデスゲームなのかも）。
- 例えばセラフィムの命令権に関しては「結構説明が細かいな」と思ったけど、推理に利用する必要があるからだったと思うと納得。
- そう考えると、今回の話は「誰がこの状況を起こしているか？」というのが重視されるところで、新キャラが黒幕！とか、実はセラフィムの命令権には裏ルールがあるとかみたいにはならないんじゃないかなと思う。
- というのも推測なので普通に新キャラが犯人かもしれない。何もわからない。
- 状況的に最後にセラフィムに命令をしているエジソンが怪しいとは思うんだけど（ヨークの発言も含めて）、セラフィムへの命令権が最初に命令した者の命令のみを受け付けるなのか、１つの命令が完了された場合、次の命令を受け付けるなのかによって受け取り方が変わるので今のところなんとも言えない感じ。
- 「上書きできない」って言い方だと、1つ目の命令が終われば「新規入力」になって受付可能な気もする。
- その場合、今のセラフィムたちは「まだ命令を完遂していない」わけで……、その命令っておそらく……。ってことだよね！？
現在の状況
- A棟4F：司令室
- ルフィ、ゾロ、『シャカ』、ルッチ、カク － Ｓ・ベア、Ｓ・ホーク
- A棟3F：人工ダイヤ
- ナミ、ブルック、『エジソン』
- A棟2F：人工臓器
- チョッパー、ロビン、『アトラス』
- B棟(右)2F：兵器開発エリア
- サンジ、ジンベエ、ステューシー
- C棟(左)3F
- 『ヨーク』（石化） － Ｓ・スネーク
- C棟(左)2F
- ウソップ、フランキー、『リリス』『ピタゴラス』
- 今さらだけど塔（棟）が中央、左右に分れてるのってここもエニエスロビーのオマージュなのかも。
暗号学園のいろは
第十二号 "堪忍は無事長久の基、怒りは暗号と思え"
なんか難しいタイトルだ！って思ったんですが、これ徳川家康の遺訓なんですね。 あの「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。」で有名なやつ。 今回興味本位でググってみるまで続きがある事も知りませんでした。
原文はこう。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
「がまんすることが無事に長く安らかでいられる基礎で、「怒り」は敵と思いなさい。」という意味らしく、 今回のサブタイトルでは「怒り」の部分が「暗号」に置き換わっています。
そのサブタイトルに合わせるよう、激怒しているいろはくんのぶち抜きで始まるのが印象的です。 いろはが怒っているのはクラスメイトの濃姫が東洲斎に課したとある罰ゲームが理由で……というお話。
今回の話でいろはは暗号を「解く」側から「作る」側へ。
濃姫家雪が学園創設一族の当主であり、洞ヶ峠をスカウトした張本人である……という設定も出てきたこともあり、 学園の勢力図、M組とは？という部分に近付いていくのかな？というところに期待が高まってくる。 いろはと家雪の対決を見守るクラスメイトたちにもそれぞれの所属するグループの記載がありました。
ちなみに、「濃姫家雪」にちょっと家康要素があるから今回のサブタイトルなのかな？と思いましたが、4文字中1文字しか合っていないのでどうなんでしょうね。
また、今回の暗号 Q18は来週解説があるだろうと思って解かなかったんですが、Q17は自分で解いてみようとしたら見事に解けなかったので悔しい。 たゆたんの指の位置がヒントでは？と思ったところまでは良かったんですが、そこまででしたね。 Twitterで解いてる方がいたので、解法は確認しましたが、言われてみれば「あ～っ！」と思えるのでいい暗号だったと思います。
一ノ瀬家の大罪
第13話 "美奈子の追憶"
2年前（描写にないだけでそれ以前も？）の記憶を取り戻した美奈子のシーンから始まる今週の話、全体的にキツい。
以前の翔に複雑な（おそらくはマイナス寄りの）感情を持っていた美奈子と、上手くいっていない家庭から逃げるように別の母子家庭に入り浸る翔、地獄だ……。 こういう壊れた家族の描き方、タイザン５先生はホントに上手い。
新しい”父親”の役はもういるから翔はいらないと言いたげではあるものの、翼から今の翔の様子を聞いたら確かめずにいられなくなってしまうあたりの描き方も上手い。人間の感情と行動の矛盾の描き方が本当に上手くて、読むたびに自分の感情が不安定になる（褒め言葉です）。
しかも新しい"父親"からあの事故の真相まで思い出したらお前らはもう家族じゃいられなくなると忠告されているにも関わらずってところもいい。 ちなみに美奈子が思い出したこいつの「正体」ってなんなんだろうと思うけど、しばらくは明かされないような……気がする！不自然に挟まった病室のベッドのカットも気になる。
来週、美奈子と翔が入り浸っている家の女性との邂逅があるわけだけど、正直どうなるか全く予想がつかないのが怖い。 そもそも美奈子は一度忘れて思い出しているけど、この女性の方の記憶はどうなのかとか、かつて美奈子が同じ行動を取ったときにどうしたのかとか全然わからないし……。
作者さんの癖のことを考えると、女性が「こんな男好きなんかじゃなかった、でも廃品でも食べなきゃやってられなかったし子ども懐いちゃったし！」って逆ギレしてくる可能性もないとは言えないので、本当に怖いし、本当に楽しみです。
人間の最悪なところをみるのが好きなので（最悪）。
人造人間100
第10話 "幕引き"
より良い肉体を得るため、何年も寄り添った相手との契約を簡単に破棄して傷つける事ができる人造人間と、 自分が裏切られた事を知っても人造人間を庇ったロキシー（人間）を描く事で、人間と人造人間の決定的な差をあしびと読者に見せつける印象的な回でした。
今後、100と共に戦っていくあしびくんがどうなっていくのか、作品の方向性がここで決まったような気がします。
こういった人間と人間に近い生物をテーマにした作品では「人間とそれ以外の境目」を語らなければならないと思っているんですが、 あしびは「共感」できない生物であることを境目においたんじゃないかと思います。
理想の肉体がない痛みを知っておきながら
人造人間は 平然と他者から肉体を奪えるんだから
そういう生き物を俺は
可哀想だと言ってはいけないんだと思う
今回のあしびのこのセリフはすごくよかった。
読者を含め、いろいろな考えがあるこの問題に対して、あくまで自分の考えであるという言い方をしている点も、「いけないんだと思う」と自分に言い聞かせているような点も味わい深い。
また、人間でありながら同じ人間を殺めることに手を貸したロキシーのことも、 自分が恨んだ自分の境遇を自分が他人に押しつけたんだという事実を持って許さなかったのがよかった。
ロキシーの最期の歌には人造人間の歌にはなかった「心」がこもっていたけれど、 その歌ではロキシーはここまで来ることはできなかったという世界の残酷さも、わたしは好きだ。
これを契機にあしびがモートセーフに入って強敵と戦っていくのかな？という今後の地盤が固まったところだし、モートセーフの長も一筋縄では行かなそうだし、今後が楽しみです。
イチゴーキ！操縦中
マニュアル11 "イチゴーキ！決闘中"
最初読んだとき、四岐・シーズン・織央、4年に一度オレらの前に現れて……っって読み間違えて、こち亀の日暮みたいだなと思ってたら違った。 名前が明らかに「四季折々」なんだからすぐに間違いに気が付きたかったです。
これはこち亀に（多分）日暮が出る巻。
それにしても幼なじみが両方マッドサイエンティストな上、両方技術力はすごい状態なのは改も大変だっただろうな……と普通に同情してしまいます。 他人事として見るとホントにおもしろいです。
改造勝負やってる間に3年経ってしまったけど来週どうなっちゃうんだろうって普通に心配です。 ギャグマンガだから時間巻き戻るのかもしれんし、ミサオが時間を戻す発明をするのかもしれん。 もしそうなったらでっかい声で「改を改造前に戻せよ！！！！！」って言います。
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この感想、思ったより書くのに時間かかっちゃってるな……と思って、ONE PIECE以外は書き方を変えてみました。 こっちの方が書きやすかったので、来週以降はこんな感じで感想書こうと思います！
