今週号の感想です。
ONE PIECE 第1076話 "旧友"
今週は巻頭カラーのため、扉絵はなし。
冷静に考えると、ONE PIECEって巻頭カラー(と表紙)の回数が本当に多くて本当にすごい。
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表紙
- 未来服のカラーリングが意外だったけどカワイイ!!!
- ルフィとチョッパー以外の未来服のカラーリングがわかるの楽しみだな。
本編 - 「研究層 A棟4F『司令室』」
- 先週に引き続き、ルフィ・ゾロ・シャカ VS S-ホーク・S-ベアの構図
- S-ホークが「スパスパの実」の能力者であることに驚くゾロ
- スパスパの実の能力者であるダズ冒険の序盤で苦戦した相手であることもあり、思うところがあるのかも?
- また、純粋に剣豪としての能力を評価しているミホークのセラフィムが能力を使っているところに今度突っ込むのかどうか気になるところ。
- ちなみにダズ戦で身につけた「鉄斬り」は以前発売されたONE PIECEオデッセイ中でもゾロのフィールドスキルとして採用されています。鉄の箱どころか鉄格子をバンバン斬っていくので「正直怖い」と私と友人の間で話題に。
- 手錠を外し、共闘を提案するルッチとカクに対し、CP0の目的を聞くシャカ
- ルッチ「"7人のベガパンクの抹殺だ"」
- また、裏切り行為を行ったステューシーは「決して許さん」とのこと。
- この場でルッチがその場限りの嘘をついたりしないのは、ルッチがあくまで「善」であることにこだわっていることに通じるところがあるのかも。
- 階下からナミの悲鳴
- 演出上の都合の気もするけど、ナミの悲鳴以外の音や声が描写されていないのがちょっと気になる。財宝を見つけて喜んでいる可能性もワンチャンある?
- ゾロ・シャカによる状況整理
- ゾロ「ナミの悲鳴!4人それぞれで暴れてんな……!」
- ゾロ「守るべきは"ベガパンク7人"プラス何人だ!?」
- シャカ「君たちの判断に任せる。本体(ステラ)だけは守ってくれ!」
- ルフィ・ゾロは現在暴れているセラフィムは4人だと認識、かつシャカはそれを否定していない
- ゾロは"ベガパンク7人"+仲間を守る気でいるが、シャカは本体さえ守れれば良いとも取れる発言をしている。
- やや遠回しに言っているのはシャカがセラフィムの稼働数を意図的に隠している可能性を考慮しているため(個人的にはないと思うけど、一応)。
- 本体さえ守れればよいような言い方と先週のアトラスの「顔や姿は好きに変えられる!」という発言を踏まえると、データさえ残っていればサテライトは再生することができるのかもしれない。
- 単純に緊急事態だから、最悪サテライトは見捨ててくれということかも。どちらにしても、自分を守れとは言わないところがかっこいい。
- また、それを言ってしまうとパンクレコーズにある脳から電波を受信して動いているらしいベガパンクも、体が単なる受信機でしかないのであれば肉体の死は必ずしも「本体の死」とイコールにはならない気がするけど、ベガパンクの脳が大きくなっているのは「悪魔の実」の力なので肉体が死ぬとダメなのかもしれない。
- ルフィの挑発
- このシーン、エニエスロビーのときの「お前をここで逃したら……!お前は仲間達を殺しに行く!」のセルフオマージュっぽいって聞いて感動してしまった。
- 衝撃波をおにぎりみたいに握ってるくまがかわいい。
- くまの「熊の衝撃(ウルススショック)」ってゾロにとってはトラウマになってもおかしくない(その場で克服した気もするが)技なのにもはや反応した様子もないところが流石。
- ルフィ・ルッチ組がくまに、ゾロ・カク組がセラフィムに一撃。それなりにダメージが入ったように見えるけど、まだ戦闘が続くのか、ここから他メンバーを助けに行くのかはまだわからなそう。
- セラフィムくまに攻撃するときに「悪ィ!ボニー!」って謝っているルフィの心遣いが染みる。
本編 - 「研究所内」
- 行方不明になっていた「CP5」「CP7」「CP8」が研究所内でろくに食べ物も与えられずに監禁されていたことが判明。
- 「もう2ヶ月……ろくな食い物もなし……」ということでだいぶ弱っている様子。
- 生かされているのか、まだ餓死せずに済んでいるだけなのかはわからないけど(流石に前者だと思う)、相当悲惨な様子。
- 2ヶ月前からってことになるとルフィたちがWCIに行った辺りからずっと?悲惨だな……。
- CPたちと同じ場所(房は違う様子)に囚われているDrベガパンク(ステラ)
- 手錠が海楼石かどうかはわからないけどステラに海楼石を装着した場合、脳がどうなるのかわからなくて怖すぎる。
- 元々戦闘向きの能力者ではなさそうなので、普通の手錠で拘束されているんだと思いたい。
- この場所が研究層なのかどうか気になるけど、どうなんだろう?
- 「犯人」ならバリアの解除はできると思うのでステラを研究層から外の施設に運ぶこともできなくはないかもしれないけど、バリアの解除をサテライトたちにバレずにできる?ということを考えると研究層にあるのかも。
- 逆説的に、ここが研究層の外なら「犯人」はサテライトたちにバレずにバリアの解除ができる、またはサテライト全員がグルで「犯人」ってことになるような……。でも、まさかそんなことある?
本編 - 「エッグヘッド近海?」
- エッグヘッドには海軍の船が続々と集まってきている様子(通信でわかる感じ、「G-9支部」からも出航してきてる様子)。
- その数……、100隻超え!!!!!
- そんなことある!?
- あまりにびっくりしてバスターコールにやってくる軍艦の数を調べちゃったけど、バスターコールでも海軍本部中将5人と軍艦10隻でした。
- 流石にどう考えてもベガパンクの抹殺だけに集める戦力じゃないので、この件はなんか裏があるとしか思えない。
- でも全然思いつかない。強いて言えば海軍と世界政府(五老星)がそれぞれ別の目的で動いていて、そこが衝突する可能性がある……とか!?
本編 - 「新世界」ウォーランド "エルバフ"
- このタイミングでシャンクス!?とかよりによってこの航路を選んじゃったキッド!?とかドリー&ブロギー!?とかツッコミどころが追いつかない。情報が圧縮されたマンガを読んでるみたいだ。何度読み返しても発見があって怖い。
- シャンクスに連れて行ってもらいたい巨人族の子ども
- ここで1話のオマージュ!という興奮と、やめて!その立場はルフィのものなの!という謎の嫉妬(?)が湧き上がってくるワンシーン。
- 多分ああいう子どもをシャンクスは何人もみてきただろうけど、ルフィが特別なのは「ロジャー船長と同じことを言っていた」から、それを自力で叶えようとしているからなんだろうな……、と思うとシャンクスがどれだけ新世界を待ち望んでいるのか、その覚悟の重さを思って勝手に胸が潰れそうになる。
- 一応語弊がないように補足しておくと、シャンクスが重視しているのは「ロジャー船長と同じ」ことではなく、その内容が重要で、その思想を持つ(もしかしたらこれがDの意志なのかもしれないけど、個人的には「神の天敵」には納らない自由なものであって欲しい)ルフィへの期待だと思っています。
- ドリーとブロギー
- 急に出てきたからびっくりして単行本を確認したら、麦わらの一味復活、の時点ではまだリトルガーデンで決闘してた。
- 決着がつくまで帰って来なそうだったのに最近になってエルバフに来てるのはなにか理由が?
- シャンクスと知り合いだった理由に関しては、ロジャーの旅(おでんの航海日誌参照)の途中でリトルガーデンに寄っているように見える描写があったのでそのときに知り合った可能性が高そう。
- お互いに死んだと思っていたって言うのは、「ドリーとブロギー→小さい人間の寿命は短いからもう死んだと思っていた」「シャンクス→決闘している以上、次に会うときがあってもどちらかが死んでいると思っていた」って感じかな。
- キッドとシャンクス
- 前回の戦いでキッドが片腕を失ったとき、キッドはシャンクスに直接会っていなかった。
- ベックマンとルウの会話「"敵"はきっとお怒りだぞ」「ベックお前が言うな!恨まれてんのは誰だよ!」
- この2つを合わせると、キッドの片腕を奪ったのはベックマン?
- ルフィとシャンクスの絆、ルフィとキッドの同盟(現在解消)があっても、シャンクスとキッドはバチバチに戦う、そういう非情なところはすごく海賊的。
- 話は逸れるけど、ONE PIECEってこういうところ、敵対にしても共闘にしても情ではなく理で動くことがあるのが印象的。インペルダウン編のバギー、クロコダイルあたりとの共闘もそれ。
- シャンクスは「戦う」か「"ロードポーネグリフ"をおいて消えるか」を要求してるけど、これはキッド海賊団を海賊として認めているからのケジメなんだろうな。
- 今回はキッドの方から攻撃しているのでなおさらそう。
- おそらく「"ロードポーネグリフ"をおいて消える」というのは実質「海賊王になることを諦める」ことを指すんじゃないかと思っていて、もちろんここで逃げて体勢を立て直して、もう一度"ロードポーネグリフ"を集め直すことはできるだろうけど、それって……海賊王のすることなのか!?と思うと違うだろうしゾロの言葉で言えば「背中に傷を受ける」レベルの屈辱なんだろうな……。
- というわけで多分シャンクスとキッドは戦うことになるだろうけど、ホントにどうなっちゃうんだろう。
- ただ、真剣勝負であれば傘下ですらないドリーとブロギーに協力は頼まない気もするので、本当にどうする気なのかわからなくて怖い。
「犯人」は誰?
ここからはちょっと考察的な話です。
もちろん現在エッグヘッド編に出てきている人物の中に「犯人」がいると決まったわけではありませんが、折角なので「いる」と仮定して考えてみました。
ちなみに、私個人としてはサテライト全員好きなので誰も裏切っていないといいなと思いますし、万一裏切っていても納得できるような理由があるといいな……と思います。
現状
- 研究層迎撃システム「フロンティアドーム」は制御不能
- フロンティアドームを解除してCP0を入れたのも、制御不能にしたのも犯人は不明
- 工場と研究層の行き来にルフィたちは真空ロケットを利用(フロンティアドーム顕現時に利用できるかは不明)
- ベガパンク(ステラ)はワープのようなもので工場→研究層へ移動したが、これもフロンティアドーム顕現時に利用できるかは不明
- 戦桃丸と研究員たちは工場内へ避難中
- パシフィスタマークⅢとCP0の平社員(?)の戦闘もこの層
- 研究層にいる人々
- 麦わらの一味
- ベガパンク(ステラ+サテライト6人)
- ボニー
- CP0(ルッチ・カク・ステューシー・ハットリ)
- ハットリは2023/03/06追記
- セラフィム(S-ベア・S-スネーク・S-ホーク・S-シャーク)
- (カリブー、いる!?いない!?どっち!?)
ベガパンク、ステラとサテライトの関係
- ステラの脳=パンクレコーズ
- サテライトたち6人はベガパンクに必要な要素のエキスパート
- 6人合わせてステラ1人分の人格
- サテライトは毎日1回「パンクレコーズ」を通じて体験と知識を同期している
パシフィスタ(セラフィム)の「威権順位」
- 威権順位とはパシフィスタが命令を聞く順
- 五老星(電伝虫は無効)
- ベガパンク(ステラ+サテライト)
- 戦桃丸
- 威権チップ保持者(ルッチ、ステューシー)
- 威権が上のものは下の威権の命令を上書きすることができる
- 威権順位が同じもの同士では命令を上書きすることができない
現在動いているセラフィムは誰の命令を聞いている?
- CP0の命令を上書きしたのはエジソン(03)
- 停止後の命令
- ヨーク(06)「ちゃんと表で待っててくれなくちゃ(命令かどうか不明)」→従わず
- リリス(02)「止まれセラフィム」→従わず
- ピタゴラス(04)「でしょー!?命令聞かないんです!」→従わなかった描写はなし
- シャカ(01)「止まれ!」→従わず
- エジソン(03)・アトラス(05)→描写なし
他、重要そうな証言
- CP「島を出港した筈が……"海獣兵器"に襲われ……島へ逆戻り……」
- 原作で"海獣兵器"を操っていたのは「リリス」ではあるものの、ベガパンクなら全員利用できる可能性は高い(戦桃丸はどうなんだろう)。
- ベガパンク(ステラ)「何も知らなかった」「エッグヘッド内でこんな事が起きておったとは…………!」
- ベガパンクが知らない=パンクレコーズでは把握していない?
- ↑を前提に、サテライトの中に「犯人」がいると考えると、「犯人」は2ヶ月前からパンクレコーズと同期していない可能性がある?
- そう考えると他のサテライトが知っていることを知らない、または他のサテライトが知らないことを知っているサテライトが怪しいのかも……というところまで考えたものの、該当しそうなサテライトが誰かまでは推測できず。
- ベガパンク(ステラ)「"ポーネグリフ"の研究なぞ……政府に漏れるハズがないんじゃ……」
- 上の「エッグヘッド内で」というセリフと合わせると内部に犯人がいたことが確定しそうなセリフ。
- 研究は「漏れた」のではなく「意図的に漏らされた」とも取れる。
- 黄猿「脱出は容易だねェ」「だがおそらく……想像通りの結果にはならねェよ」
- ベガパンクのセリフを見てから見ると、この「想像通りの結果にはならない」というのは「脱出しようとしているベガパンクは内部に裏切り者がいることを知らないから」ということを指すようにも見える。
ヨークの「KDN」
- エジソンの「代わりにメシ食うてくれ」、ピタゴラスの「トイレに行きたいけど時間がもったいない」をヨークが代わりに推敲する描写
- アトラスも追従して「腹ごなしパンチ」
- これが「同期」なのであれば、同期していない残りの「シャカ」「リリス」のどちらかがパンクレコーズと同期していない「犯人」?とも思えるものの、この「KDN」が「パンクレコーズとの体験と知識の同期」に当たるのかはわからない。
個人的な予想
- ストレートに考えれば、CP0の命令を上書きしたエジソンが怪しいのかも……。
- そう思うとステューシーの寝返りに物申していたり、セラフィムの命令権を自発的に取りにいっていたり、一度コントロールルームに戻ろうとしているナミを止めたりしているのも怪しく見えてくる。
- フロンティアドームの人影がなかったことを確認しているピタゴラスは、セラフィムが命令を聞かなかったとは言っているが、実際にそのシーンを描写されていないのが怪しい。
- KDN同期問題から考えればシャカ、リリスが怪しい。
- ほぼ全員怪しいと思ってる人になった。
残る疑問点
- エッグヘッド内に「犯人」がいるとして、その動機はまだ不明。
- "ポーネグリフ"の研究を政府に漏らす
- CPたちとベガパンク(ステラ)を監禁する
- サテライトたちをセラフィムに襲わせ、CP0の命を狙う
- 現状、これらの行動に一貫性を感じることができない。
- そう考えると犯人ってサテライトの中にいるのか……という疑問に戻ってきてしまう。やっぱりサテライトの中に犯人はいないかも(ここまで書いておいて……)。
今週のまとめ
相変わらず情報を紙面の上に階層化して載せてるとしか思えない情報量が襲いかかってくる。
暗号学園のいろは
第十三号 "笑中に解答あり"
今回はいろはが初めて挑戦者側として暗号バトルに挑むということでまた心をバキバキにされたらどうしよう……と不安に思っていましたが、いろはの格も濃姫の格も落とさずに決着をつける(これを決着がついたとは言わないかもしれませんが)いい落とし所だったと思います。
また、いろはが作った暗号には解かれたことで意味を成す仕掛けがあったというところは今度フィーチャーされていくような気がしました。暗号を手段だけに止めず、そこに意味を持たせることで物語が進んでいくとアツいな……!という私の個人的な希望もこもった感想ですが、そういうのが好きなのでそうなって欲しい……。
今回の話で自分の夢のためにいろはが揃えるべきものが明確になり、物語の方向性が定まった感じがしてわくわくしてきました(今回の濃姫の投資は断るような気がしますが)。直近の目標として「兵長」を目指す動機が提示されたのもこの物語が一歩先に進んだことを示唆しているように思います。
次の選抜試験が「マダミス」に指定された辺り、今の流行りなどを取り入れつつストーリー作りをしている感じがして、今度のいろはに訪れる試練がどんなものになるのか期待が高まりました。あとは単純に「マダミス」をマンガの紙面上でどうやって表現するのかは気になります。楽しみだな……。
ちなみに今回の東洲斎さんの「やっと私とお友達になってくれたのね」のところでの感情が読み取れず、思わず「どういうこと!?」になってしまったので、今度前の話を読み返してみようと思います。
イチゴーキ!操縦中
マニュアル12 "イチゴーキ!暴走中"
先週「このまま来週も3年経ったままだったらどうしよう」って書いたら、今週本当に「高校最後の夏」が始まったので本当にどうなっちゃうんだろう……と思いました。本当にどうなっちゃうんだこのマンガは……。
普段とは逆に改がミサオを振り回す展開が新鮮でした。「いいんですか?こんな人前で改造人間の力使って……」からの「大丈夫だ」「オレの友達……すげー鈍感だから」はギャグ漫画的にそこ言っちゃっていいんだ……発言で、そういうのが本当に好きなので咽せるほど笑っちゃってよかった。なんかこれを書きながら思い出し笑いをしてしまうくらい笑いました(多分読み返してまた笑うと思う)。
改のストレスの蓄積は普通に心配だったので、生徒会長とその恋には申し訳ありませんが今回の件で少しでも発散できていたらいいなと思います。ただ、会長自身が告白に失敗してしまった自覚があるのと、ミサオはなんとなく真相に気付いていそうな雰囲気もあるので、まだ全然フラグは折れてないんじゃないでしょうか。予期せずFF8になったのも結構エモかった。
会長、悪い人というわけではないので、今後も頑張って欲しいと思います。
一ノ瀬家の大罪
第14話 "美奈子の告白"
引き続き美奈子回。
美奈子の境遇を考えると「思い出したくなかった」と思ってしまうのは仕方がないように思いますが、回想を見る限り「1度目(※)の事故」は美奈子が飲み物に何かを入れたことで起きたように見えるため、「なにが美奈子をそこまで追い詰めたのか」というのは前回にあった「前にもここに来たことがある」というのが関係しているんだろうなと思います。
また、事故が起きた原因は検討がつきましたが、まだ謎なのは「なぜ全員が記憶喪失になったのか」「なぜ2度目(※)の記憶喪失では本物の翔がいなくなって新しい"父親役"が来たのか」のあたり。全員が記憶喪失になったのは偶然という線もあり得なくはないですが、同じことが繰り返されたことを考えれば、一度目のそれも偶然ではなかったと考えた方が自然な気がします。
ここまで来て、新しい父親が悪い人間には見えない、かつ積極的になにかを壊そうとしている描写が見えないので、この話は「過去を思い出さなければハッピーエンド」、でも「過去を思い出した上で試練を乗り越えることでトゥルーエンド」というタイプの話なのかもしれないなと思い始めました。
事情を知っていそうな新しい父親が「お前はまた……」「また失うことになる」と翼基準で警鐘を口にしているところを見ると、このループ(もうループって言い切ってしまいますが)の鍵は「家族」ではなくて「翼」にあるのかもしれないとは思うんですが、作品タイトルに「一ノ瀬家の」って入っているのでそこ辺りはまだちょっとわからないかも。
どちらにせよ、次回ろくでもないことが起きそうなので、下手すると近いうちに再ループになってお母さんも変わって……最終的に家族が全員違う人になってしまったらどうしよう……怖い……になってきた。ホントにどうなっちゃうんだろう。
※ 新しい父親が「何度繰り返しても」と言っているので、もっと回数が多い可能性は高そう。
人造人間100
第11話 "身命を賭す"
"任務"、"隊員の階級"と、わかりやすい少年マンガ概念(いい意味で言っています)!!!こういうクエスト系のストーリーになることは想像していたので驚きはないんですが、ここから戦って段々ランクを上げて行くんだな~とわくわくしていたら、記章をもらえなかったのでちょっと悲しくなってしまった。でもこういう展開もあるあるだから……、あしびくんには頑張ってもらいたいと思いました。
それにしては一緒に任務に当たる隊員が一ツ星隊員っていうのは大丈夫なんでしょうか。こういうときって大抵格上が出てきて「ウッ、まさか……ランク○○がこんなところにいるわけ……」みたいになりがちなので既に不安でいっぱいです。
この戦いの後、ルカも使っていた「人間」の中でも強い身体能力がなんなのかがわかるみたいなのでそれも楽しみです。
***
今回はONE PIECEで書きたいことが多かったのでちょっと長めになってしまったんですが、これで想像と全然違っていたら結構恥ずかしい気もします。 でも、読んだそのときの感想でしか書けないものはあるので、折角なので書き残しておきました。
今週でPPPPPPが最終回でした。おつかれさまでした!