今週号の感想です。
ONE PIECE 第1073話 "ミス・バッキンガム・ステューシー"
扉絵
- ベガパンクは「本当に」平和のために発明をしていたって解釈でいいんだろうか?
- 3人が引いている理由はベガパンクが建前ではなく平和のための発明をしていることに対してなのか、それとも作っている物が到底平和のためになるものとは思えないからか(?)、どっちなんだろう?両方という線もありそう。
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本編 - 新世界「エッグヘッド」
- 「紙絵」“残身”
- 六式進化(?)の中でも進化のしようがあるんだろうか?と心配していた紙絵が進化。でもこうなってくると別に「紙」ではないような気もする。
- 口紅型の海楼石
- この形だとステューシーの手には触れていないので、ステューシーが能力者かどうかはまだ判別できなさそう。
- スモーカーの十手よりも小さくなっているのは加工技術が進んだから?→どちらにしても今後このサイズの海楼石が出てくると思うと能力者はなかなか苦労しそう。
- ハットリ……!ハットリ……ッ!
- ステューシーが「動いてくれました!!」って言われているところを見る限り、以前の話で言われていた協力者はステューシー確定で良さそう。
- こういうところの「伏線」→「回収」の形をはっきり書いているのは話をわかりやすくさせるためなんだろうけど、上手いなと思う。説明的になりすぎない案配が難しそう。
- ナミが永遠にルッチのことを「ロブ・ルッチ」ってフルネーム呼びしているの、本当に嫌いなんだな……と感じられて良い。
- 潜伏20年以上のステューシー
- ステューシーが政府の諜報機関にいたのが20年以上っぽいことがわかる台詞だけど、ベガパンクが「意図してなかったが……そういう結果になった」って言っているので最初からスパイだったわけではなさそう。
- そもそも政府がベガパンクを殺そうとしなければ起きなかったことなのでそれはそうか……。
- セラフィムへの命令
- 「威権が上のものがいなくなったら命令権が下に移る」+「威権が同列のものは命令を上書きできない」
- 威権が同列だと命令を書き換えできない仕様、理に適っているような適っていないような気がする。
- 同列同士で命令を書き換え放題だと面倒なことになるのはわかるんだけど、色んなパターンを考えたときにその仕様で本当にいいのか?
- この辺は「問題があることはわかっているが、そういう実装になっている」でも説明はつくかな。
- 「なぜだか見覚えありません?」
- ゾロは「特に…あいつ」って言ってるけど(おそらくミホーク)、そこは仲間のジンベエの方に反応しなくていいのか!?
- ミホーク(セラフィム)よりもミホーク(本体)の方が人間味ないって言うのは言い過ぎでしょ!修行申し込んだときめっちゃ笑ってたよ!思い出して!
- リリスとエジソンのセラフィムへの命令を見た感じ、「攻撃される前に攻撃停止の命令を通さなければならない」っぽいので結構シビアだ。
- エジソンを助けたサンジが一瞬リリスに見えてびっくりした。髪型が似ている。
- さっさと出航して欲しいのに“ステラ”が失踪してしまい、読者が一生ハラハラすることになってしまった。
本編 - 新世界「スフィンクス」
- マルコがワノ国で戦っている間に白ひげの故郷が酷い目に
- この人、親父が亡くなるわ同僚(エース、イゾウ)が亡くなるわでだいぶ散々な目に遭っていたと思うのでそろそろ休んで欲しいと思っていたのだが……。
- マルコはどちらかというと「次世代に譲る」側に見えるので出番があればあるほど今後の生存率が下がりそうで本当に不安。幸せになって欲しい。
- どうしようもない海軍
- 最近は良い海軍を見慣れていたため、こういう海軍は懐かしい感じ。
- 顔がネズミっぽいことも含めて東の海編のセルフオマージュでもあるのかも。
- 「マルコがいねェのに強気だな」のセリフから見るに、マルコがいるときは侵攻を避けていたっぽいのもどうしようもない小物感。
- エドワード・ウィーブル
- 今まで影が薄かったけど、ここでやっとスポットが当たる!?
- 悪役(ワンピースにおいて「悪役」の定義は難しいが……)として出てくるのかと思っていたので、今回の登場は意外な感じ。
- 能力の相性もあるんだろうけど、今のところ強さは「緑牛>ウィーブル」っぽい。どこに連れて行かれるのかは気になるところ。
- ミス・バッキン
- 本名も記載されて、これで現在エッグヘッドにいる「ステューシー」がこの「ミス・バッキン」のクローンであることが確定。
- こうなってくるとビッグマムは若いステューシーのことをどう思っていたのか気になる。クローンだって知ってたのか、「なんかこいつずっと若いな」と思ってたのか……。
- 今までウィーブルと白ひげの血縁関係は結構疑ってたけど、今回のミス・バッキンの様子とクローン技術の存在を考えると少なくとも「血縁上は」ウィーブルが白ひげとミス・バッキンの血を引いているのは確かな気がする。
- でも「ミス」バッキンだから結婚はしてなかったのかな。
- さらっと流しかけてしまったけど、ミス・バッキンの肩書きが「MADS居候」なのも気になる。MADSってもうなかったような……。
黄猿たち
- この陣営のことすっかり忘れてた。
- 海軍旗
- 海軍の旗が黒く描かれているのが気になってたけど、世界政府の要人を乗せている場合は黒い旗にするのかな。
- その場合は要人が乗ってます!って主張するのはどうかと思わなくもないけど、旗に乗ってる人の名前を書いたりする海軍のことなので有り得なくはなさそう。
- 五老星
- 初登場から○○年経ってようやく名前が!?
- ここで太陽系の惑星である「サターン(土星)」の名前が出てくるのは、古代兵器もまた惑星の名前に関している(プロットができた時点では冥王星も太陽系の惑星の1つだったため)ことを考えるとなんだか意味深。
- 五老星が5人であることを考えると、残りは水星、金星、火星、木星がモチーフの名前になりそう。
- どこまでメタ的に考えていいのかわからないけど、ONE PIECEの世界の天体が現実世界と同様である話って今まで出てきていないので、そこも含めて今後が気になる。
まとめ
- ここ最近ずっと色々な陣営の動きが描かれていて、群像劇みたいになってきた。尾田先生の引き出しの多さを感じられて本当におもしろい。
一ノ瀬家の大罪 第10話 "翔の消失"
- 社員旅行の行き先は日光(車で2時間くらい)。
- 翔以外の家族はみんな乗り気っぽいところを見ると、記憶喪失後は仲良くやっているっぽい……?
- 「現地集合なんて珍しい」→これがなんらかの伏線?
- 翔以外が眠っている間に車は「福井県」へ。
- クーラーボックスの中の飲み物に睡眠薬などが仕込まれていた?
- 前の自分のことを「知ろうとしなかった」ことに何かがあるみたいだが……。
- 「また何も分からなかった」「あの事故のことも――」
- 「また」?
- そして車は事故を起こし、翼は再び病室のベッドへ
- 翔が最後に「どうか……」と言い残しているので何らかの願いがあることは確かそう。
- 1話同様に家族全員記憶喪失の状態に……
- 1話と違うところ①:翼には僅かに記憶が残っているっぽい。
- 1話と違うところ②:父親が前回(?)の翔とは違う男になっている。
まとめ
- もしかしてこのマンガ、ループものだった!?と思わせる展開になってきたけれど、まだまだ詳細は不明。 タコピーの原罪の例もあるし、この先どうなるか一切予想できなくて怖いような楽しみなような……。
人造人間100 第7話 "映し鏡"
- 有名人であることを利用して人間の体を手に入れている「歌姫ロキシー」の討伐に向かう2人。
- 舞台への潜入、話が早くて良い。
- 100のマネージャー姿もとても良き。
- 敵が二人一役(美貌特化の人間と歌声特化の人造人間)であり、目的のために「契約」を結んでいる人間と人造人間のペアに初めて出会うあしび。
- これ、買っても結構キツい展開になりそうで楽しみだな。
- 今後の敵の方向性ってこういう感じで人間+人造人間のペアになるのかな……。おもしろそう。
- 結局幕が下りている間にロキシーを倒すことはできず、幕が上がってしまったところで次週へ。隠れながら戦うとなると結構難易度が高そう。
まとめ
- サブタイトルの「映し鏡」って言うのはあしびたちとロキシーたちの在り方を指していると思うので、戦闘面でも精神面でも序盤の山場なんだと思う。 数週に渡る本格的な戦闘が始まるみたいなので、ここから頑張って欲しいな。
暗号学園のいろは 第九号 "戦争は遠くにありて思うもの"
- 「暗号」をテーマにしているから全体的に理詰めで進んでいくのかと思いきや、物語の推進力を担っているのは「いろはの直感」であるところがおもしろいと思う。
- 実際、直感は言語化できない脳の総合判断であったり、作中でも「『なんとなく』は『難なく』に通じる」と言われている通り、『勘』とも違うところのバランスが良い。
- いろはの主義も「授業の暗号」は自力で解きたいが、実際の「人助け」は楽しくやろうと思わないという倫理観も結構現代とマッチしている感じ。
- ひとつの動画に2つ(それ以上あるのかも)の暗号が仕込まれているというのはありがちだけど、前回の解読が映え過ぎていて思い至らなかった。
- 道具の使いすぎで倒れたいろは VS 夕方が次週から!楽しみ。
まとめ
- なんだかんだで時事ネタ、世間の空気感を上手く読んでいる(またはあえて外している)作品だな~という印象。なにげに枠外のワンポイントレッスンもおもしろいのがすごい。
イチゴーキ!操縦中 マニュアル8 "イチゴーキ!初恋中"
- 恋愛回かと思ったらニゴーキで完全に出オチになってしまった。好きだ。
- 嬉里とミサオの関係が悪くなさそうで……よかった!
- と思っていたら突然嬉里→ミサオ(小)の愛情が爆発して怖くなってしまった。1話からわかっていたことだけどこのマンガのスピード感異常だな……。
- ハムスター扱いされるミサオ、変な性癖に刺さる。
- 毎回毎回ミサオの存在を「気のせい」で誤魔化していく強引さもいい。このまま突き進んで欲しい。
まとめ
- このまま突き進んで欲しい(2回目)。
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そろそろここに書いている漫画以外の感想も書きたいんですが、なかなか時間を取れなくて悔しいです。 来週号はONE PIECEがおやすみなので楽しみすぎて気が狂うかもしれん。