【観劇】あんステ NBS-満天の光に寄せて

スポンサーリンク

基本情報

【作品名】
「あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ」~Night of Blossoming Stars~

【日時】
2020/02/01 17:00~
※ライブビューイング

【劇場】
名古屋市公会堂
※ライブビューイング

【脚本(敬称略)】
赤澤ムック

【演出(敬称略)】
宇治川まさなり

【DDD】で勝利をつかんだ『Trickstar』。 余韻に浸る中、明星スバルは1年前に桜の木に掛けた願いを思い出す。 まだ“何者でもなかった”4人が桜の下で初めて出会った春の夜の出来事。 心当たりのなかったメンバーも、次第に思い出話に花を咲かせて――――

時は流れて、季節は夏。 『Trickstar』は喧嘩中の『Switch』メンバーを心配していた。 占い師として人気に火がついた『Switch』のリーダー逆先夏目は活動になかなか参加できずにいるという。 夏目と一緒にいたいと寂しがる春川宙と、それを諫める青葉つむぎ。 夏目もまた、アイドルとしての自分に思い悩んでいた。 すれ違う3人の為にできることはないかと『Trickstar』は共に【星霊祭】に参加しようと提案するが―――― https://www.marv.jp/special/ensemble_stage/intro.html

感想

今回は「エクストラ・ステージ」ということで原作ゲームの「追憶*春待ち桜と出会いの夜」と「迷い星*揺れる光、プレアデスの夜」を主軸としたストーリーの舞台。前回のエクストラ・ステージであるDestruction × Roadに引き続き、大きく分けて二部構成。主に前半が「Trickstar」の出会いを描いた「春待ち桜パート」、後半が星霊祭でのライブを描いた「プレアデスパート」になっていた。

前作である「Destruction × Road」程はっきりと1過去と現在を切り分けず、DDD後→(回想)1年前の春→(回想)金星杯→星霊祭と時間の流れがあってわかりやすく、観客を飽きさせない構成。また、スバルと夏目を各パートの主軸に置いたことで、DDDでTrickstarが人に助けられたこと→星霊祭ではTrickstarが人を(Switchを)助けること、と表現することで1つのテーマを貫き、きれいにまとまっていたのも好印象2

今回の舞台としてではなく、「あんさんぶるスターズ!」全体の一部だと捉えると、DDD後~SS前という少し中途半端な時期になってしまう問題がある。ただ、その点についてもラストシーンをSwitch側の問題解決として〆ることで話のキリがよく、明るい雰囲気で終わることができたのもエンタテインメント作品としては評価が高い部分だと思う(これは個人の好みもありそうだけど、「あんスタ」という作品の色としては良かったと思う)。

見所は以前のあんステにも共通して言えるところでもあるが、やはりライブシーン。
これはやみくもに「ライブがいい!」「曲がいい!」という話ではなく、あんさんぶるスターズ!名物である謎のライブシーン(特にS1のUNDEAD対紅月など)を、文章ではなく実際の舞台上でどう表現するか見ることができるのがあんステの魅力(だと思う)。今回は満点の星空の下で開催されたというtrickstarとSwitchの合同ライブでその魅力を感じられたがよかった。


雑感

ステージ全体を通して、いろいろな意味で「よかった」舞台でした。
クオリティにしても、ストーリー構成にしても、ストーリーそのもの(これは原作やったでしょって話ですが)にしても、とにかく安定感のある2.5舞台で、休憩中に何度も「こんなにおもしろいことある!?」と言いそうになるくらいの完成度。こんなに楽しめるなんて実質無料……ライブビューイングなんてもはやこちらが得をしているのでは!?とか言い出しかねなかった。狂人か?

良かったところ

  • 日替わりがおもしろかった
  • ライブの曲数、タイミングがよかった
  • サイリウムを使う演出とストーリーのマッチが天才的

日替わり:日替わりに関しては、私は常に「おもしろくないくらいならやらなくて良いのでは?」派なんですが、今回の(特にtrickstar+夏目の)日替わりはコントとして単独で成り立っちゃうんじゃない!? と思うほど良かったです。おなかがよじれるくらいに笑ったし、その後にスッと舞台全体の空気を壊さずに演技に戻れているところも良かったと思います。

ライブ:曲数、タイミングについてはそのまま。妙にライブが続きすぎることもなく、上手く分散させてくれていたのでそれぞれの曲を新鮮な気持ちで聞くことができたと思います。これに関しても、ライブがバラけていた方がいい派の人とまとまっていてくれた方がいい派の人がいると思うんですが、個人的には今回くらいのバラけ方が好きでした。

演出:意図的にやったものかどうかはわからないんですが、今回の副題「Night of Blossoming Stars」は直訳すると「満開の星の夜」(直訳すぎでは?)。星霊祭の星空と、観客席で満開に咲くサイリウムの光がオーバーラップするアイドルものならではの、見た目にも心証的にも美しい演出だったと思います。

今回、千秋楽で次回作についての発表はありませんでしたが、trickstarの成長とこれからSSで対峙する強敵を思わせる次に繋がる舞台だったと思うので、今後の情報が楽しみです。がんばれ!(がんばれ?)

参考リンク


  1. Destruction × Roadは現在→過去→現在の2つの点を行き来するような構成だった。

  2. trickstarの成長を描くことで次回作への期待も高まった印象。